システム開発 流星亭雛見沢支店(『ひぐらしのなく頃に』感想・雑記・ネタ置き場) [PR]ベビー用品はたまひよ♪:子育てが楽しくなる便利アイテムいっぱい

流星亭 『ひぐらしのく頃に』感想・雑記・ネタ置き場

 Last Update:2006/06/23 (※保護色表示部分はマウス右クリック→「すべて選択」等で解読可能です。)
「ひぐらしのなく頃に」オヤシロさまドットコム


  ファーストインプレッション:出題編感想および「繰り返される惨劇」について (05/11/30〜12/01)
  知恵先生が雛見沢住民に生まれ変わるための通過儀礼 (05/12/01〜12/02)
  「目明し編」プレイメモ「皆殺し編」プレイメモ画像ネタはこの辺から音楽室ネタ御神体wwおすすめリンク集
  蜩(ヒグラシ)は知っていた
  『ひぐらし』の”ミステリ的な”魅力について(『ひぐらし解』の多重解決構造)
  「祭囃し編」プレイメモ・感想&考察

はてなダイアリー版・出張考察

 →「幸せになるための思考実験。(『ひぐらしのなく頃に』皆殺し編雑感&祭囃し編予想)」
 →「楽しみ方」のパラダイムシフト


(07/04/12) こっちもニコニコ動画ネタ(笑)  ページ最上部へリンク

 アニメ版もPS2版『祭』も未だに手付かずなので、お茶濁しにニコニコ動画のひぐらしMADを貼り付けておきます。(安直だ!)



(以下、過去ログは日付が古い順→新しい順に。)


(05/11/30)

「かずいー! 俺の記憶を消してくれー!!」(『幕張』の『MIND ASSASSIN』ネタ風に挨拶)

 遅蒔きながら『ひぐらしのなく頃に』を始めました。雛見沢は恐ろしい所です……。
 まだ第2話「綿流し編」までしか読み終えてませんが、今のところ「伝奇系サイコサスペンス」として没頭しています。仲間たちと一緒に過ごす底抜けに楽しい日常生活が、徐々に恐怖と狂気に侵されていく過程。この流れを生み出す構成力と演出・描写力が、実に見事だと思います。「部活」で使われるゲームの数々が、後々繰り広げられる惨劇を暗示していたり。

 あと、部活のBGMと「カァーン!!」っていうSEが気持ちいいですね(笑)。

 以下、現時点の覚え書き。


 可愛いヒロイン達も主人公も容赦なくバタバタ死んでいくわけですが、各チャプター終了後に”出演者”総出の「お疲れさま会」が開かれるので、陰惨な空気と毒が上手く中和されていますね。……逆に、このパートで冷めてしまう人もいるかもしれませんが。
 余談になるけど、昭和っぽさを打ち出すなら「萌え」系の用語やオタク趣味的引用は抑え目にした方が良かったかも。せっかく1話目で「魅音の叔父が経営する制服専門の古着屋=ブルセラブームの先駆者?」みたいなネタを当ててるのに、2話の「エンジェルモート」ではモロに現代風の萌えオタがゾロゾロ出てきたので萎え。

 伝奇系ビジュアルノベルとして読めば……『月姫』とコインの表裏を構成している作品だなあ、というのが正直な感想。
 どちらも「日常の陰に潜む異界と狂気」「ささやかな幸福と身近な者を守るための戦い」「親しい者と敵対し殺し合う」といった要素は共通。でも『月姫』が典型的な能力者バトル物の体裁を成しているのに対して、『ひぐらし』は「主人公が無力な一般人である」「理屈抜きの純粋な狂気が前面に打ち出されている?」点で全くの別物に見えます。悪役にも彼らなりの行動原理や主義主張があれば、それを説き伏せ・あるいは感情移入しつつ相手の誤謬と自分の正しさを信じて立ち向かうこともできるけれど、「話が通じない」相手は純粋に恐ろしいです。『月姫』も『ひぐらし』も登場人物の多くが裏の顔を持ち、”反転”して敵対しあうけれど、『ひぐらし』の場合は今のところ狂気の正体に説明がつかない(厳密に言えば、一度は論理的に納得できそうな”真相”が提示されかけた後、それらを根底から引っくり返してホラーエンドになる)から恐怖倍増なんですよね。。。
 もひとつ余談。知恵先生には笑ったけれど、ドラマCDのCMでメインキャラより目立ってるのは流石にどうかと。声まで元の人(※アニメ版)と一緒で製作者側気に入られてるのは分かるけど、一応パロディキャラなんだからさあ……。

 ミステリとしては……実はプレイ前にネタバレの一部を見聞きしてしまったので、白紙の状態で考えられないのが少々残念です。(→そこで冒頭の挨拶に続く、と。)


・第1話「鬼隠し編」読了時の(推理レベルに届かない)印象:

「綿流し当日の事件は村ぐるみの犯行で、レナは無関係だと思う。ただしレナはレナで幼少期のトラウマか何か(虐待経験あり?)により二重人格→異常行動を引き起こす存在。圭一が護身目的で取った様々な行動(特にバット持ち歩き)が引き金になり、レナの裏人格が覚醒しやすくなってしまった。お互いの不幸な勘違いと薮蛇が重なって収拾不能なレベルに達し、自室での悲劇を呼んだのではないか。おそらく二人の言う”監督”も少年野球チームか何かのだと思う」
「でも富竹さんの事件やラストの圭一など、祟りとしか言えないような現象も多いので、正直よく分からん。京極堂シリーズっぽく”憑き物”として無理矢理説明もできなくないけど」
「魅音の思惑は不明。ただし、事件の内情に関わる立場でありながら、個人的感情から圭一のことは助けようとしたのではないか?と推測」
「圭一が遺したメモの中央部は誰が持ち去ったのか? 大石が独自捜査のために秘匿したという可能性もあるが、下手すれば両親関与説も?」

・第2話「綿流し編」読了時の印象

 うーん……益々わからん。
 どうにも腑に落ちないのは、2話終了後の「お疲れさま会」で出演者たちが「どちらの真相も共通している(第1話・第2話が互いのヒントとして機能しあう)」ものとして推理談義を続けている点。
 事件の進み方や登場人物たちの振る舞い、犠牲者などに様々な相違点があり、他のノベルゲームであればルート分岐ごとに真相や真犯人が全く違っていても不思議はないのに、なぜ彼女たちは2つのエピソードを同一視するのだろうか?と。
 「死人が歩き回りすぎる」謎にせよ、鬼隠し編の「背後の気配」にせよ、自分にはお手上げ。たしかにタイムスリップかループ、あるいはパラレルワールドみたいなSF的概念でも持ち込まない限りは説明がつかなさそう?

・今回の結論:梨花かわいいよ梨花。

(05/12/01)   ページ最上部へリンク

 沙都子ーーーッ!!!(『仮面ライダー剣』の橘さん風に挨拶

 『ひぐらしのなく頃に』、「暇潰し編」まで読了。
 不謹慎にも、「祟殺し編」の沙都子が激しくツボでした。特に後半が。またしても「第一印象で大人しいキャラを気に入る→実際進めていくと活発生意気・実は健気系ヒロインにマジ惚れ」というトラップコンボに引っ掛かってしまいました。。。


 以下、現時点の覚え書き。

 うーん……プレイ前にネタバレを知らされてしまったのが、読み進める上で微妙にプラスにもなってるような。本格ミステリではなく超常現象アリアリの世界だと考えれば、「パラレルワールド」ではなく「ループ」だというのも無視できない差異じゃないかと思います。「ループ」だと考えれば辻褄の合うような伏線も、あちこちに散りばめられてるし。
 そういう前提で考えると面白いのは、第1話から第3話へ読み進むにつれて、それ以前で経験したエピソードや既知の情報・人物を「改めて描写せずに主人公自身が簡潔に説明する」シーン。ノベルゲームのシナリオとしては「読者が」知っていることを前提に「筆者が」端折っていると見るのが普通だけれど、ところどころ「主人公自身が実体験や初対面の前に”知って”いたのでは?」と思える部分も混じってるような……。(※)

(※)例えば、第2話や第3話で大石が初登場する場面。圭一は彼の名前を知っているが、どこで誰に聞いたのか明瞭には思い出せない。

 第3話終了後の「お疲れさま会」では、各話を「基本設定は共通している」「プレイヤーに選択肢は提示されないが、ギャルゲーのように分岐して異なる展開になっている」という風に評しているけれど、これってミスディレクションだったのかなあ、と。「暇潰し編」の梨花による惨劇予言まで出てしまうと、確かに「ループ」を信じたくなります。
 ただ、そうだとしても推理の前提になる基本設定が再確認されるだけで、まだ真相には届かないんじゃないかと思います。「お疲れさま会」では「人間犯人説」「祟り説」に分かれて論議しているけれど、実際には「人間の犯罪・思惑と祟り・ループが複雑に絡み合っていて、事件の全貌把握を困難にしている」という形なのかも。どうやら超常現象側にも「怨霊」的な悪意と「悲劇を止めようとする」守護霊的な善意の二者が存在するみたいだし(第3話の大石が妙に悪役っぽい振る舞いをしてたのも、怨霊っぽい存在に影響されてるのでは?等)。
 ちなみに、『ひぐらし』が「超常現象抜きの本格ミステリ」だとは作中で一言も言われてないんですよね。制作側が推理を煽ってるというのも、解決編の前に「自分の頭で予想・妄想するのが面白い」というニュアンスみたいだし。個人的には超常現象込みでも別に構わないんじゃないかと思います。


 物語構造的に興味深かったのは、登場人物たちが(まるで砂場の城のように)殺され破壊されるのを前提に存在し、各シナリオ前半の無邪気で幸福な日常も同じく粉々に砕かれるのを前提に描かれていること。そして世界が終わるたびに、「お疲れさま会」という形でメタフィクション的な救済が入り、再びヒロインたちは生を享け→「殺され壊されるために」次のシナリオへ送り込まれること。
 少なくとも前半の4シナリオはことごとく救いの無いバッドエンドなのに、商業媒体でコミック化・コンシューマー移植・TVアニメ化まで果たしてしまうほどの大人気。その理由は、ヒロイン達が萌えキャラとして魅力的だとか、雛見沢の歴史や伝奇的設定に惹かれるとか、そういう他のゲームにも共通してる部分だけでは説明できないんですよね。
 うまく説明できないけれど、救いのない無惨なバッドエンドだからこそ受けているというか、キャラ達が「狂い・殺され・壊される」部分まで含めて愛されている、というか。製作者側も含めて、愛情と破壊衝動・世界への愛着と破滅願望が表裏一体になっているように思えます。
 「お疲れさま会」の中で、富竹の惨殺場面が後半戦突入への「時報」呼ばわりされているのもギャグ扱いだし、かく言う自分も第3話の犠牲者リストを見て「ようやく知恵先生も富田・岡村も死亡者入りか。これで晴れて立派なレギュラーになれたね!」と素で大喜びしてしまったし。「命のやりとり」や「死亡→復活」を描いた作品は数あれど、これだけメインキャラの”繰り返される死”がクローズアップされる作品は特異じゃないでしょうか。

 これに比べると『月姫』なんかまだ穏便な方で、『ひぐらし』前半の「選択肢が存在せず、必ずバッドエンドへ行き着く」「しまいには主人公が自分自身の意志で一線を踏み越え、殺人鬼と化してしまう」といった閉塞感には非常にヤバい魅力を感じてしまいます。だからこそ、「本当に軽々しくメディア露出させちゃっていいのか?」と不安になるんですけど。
 もちろん、「かけがえのない日常を守るべく惨劇に立ち向かう」というテーマは誇れるものだけど、考えなしに残酷趣味と萌えだけ抽出したら目も当てられないような……。


(05/12/02)

 前回書いた「知恵先生の死」について少々補足。
 言うまでもなく彼女は『月姫』出身のパロディキャラとして『ひぐらし』に登場したわけですが、『月姫』本編とは全く無関係に第3話で死んだのには正直驚き、そして同時に快哉を叫んでしまいました。第3話の途中から良き教師としてシナリオにも深く関わった知恵先生は、締めくくりに「他のキャラと分け隔てなく殺される」ことによってめでたくパロディキャラを脱皮し、『ひぐらし』世界のレギュラーとして生まれ変わったのではないか?と思うのです。
 ちなみにこれは先生に限った話じゃなく、『ひぐらし』世界のキャラは「死ぬこと」と「人を殺すこと」によって通常の因果の流れから断絶され、特異な因果の輪に取り込まれてしまうのではないか?……などと妄想してみたり。

 そう考えると興味深いのは、第4話主人公の赤坂。「いかにも彼自身が死にそうな前振り」を丹念に描写することで読者を引っ掛けていたんだなあ……というのはともかく、「雛見沢連続怪死事件が始まる以前にその主要人物たちと因縁を結び、なおかつ生き延びた」という彼の立場は後半戦で非常に重要なのかも。
 フェイクといえばもう一つ。ジャケットイラスト等で「ナタを持った殺人鬼」扱いされてる看板娘のレナ、よくよく考えたら(少なくとも第4話までは)主人公の知る限りにおいて誰一人殺してないんですよねえ。これも見事なミスリード。
(そういう意味で、「罪滅し編」では漸く”期待通りの働き”を見せてくれたということに?)

(05/12/05)

 第5話「目明し編」読了。今回明かされた”真相の一端”、「綿流し編」の惨劇に至る皮肉な流れに愕然なのです。


 何に驚いたかって、「”探偵役”が潜入捜査を進める過程で復讐心と狂気に冒され、途中から”首謀者≒祟りの執行者”に成り代わってしまう(ある意味で「ミイラ取りがミイラに」?)」という展開でした。未解決の謎が数多く残されているとはいえ、今回分の解決だけでも充分に質の高いミステリたりえていると思います。おそらく古今東西のミステリを読み漁れば類似トリックは既出なんだろうけれど、個人的には初めてのパターン。

 ちなみに「目明し編」で「雛見沢大災害が発生しなかった(というか、祟殺し編でしか起こっていない)」原因ですが……今のところ”分岐条件”は「圭一が沼にバイクを捨てたか否か?」くらいしか思いつきません。もし万が一、これが当たってるとすれば……「沼の底が地下拷問室の近くに通じていて、何らかのショックで爆発→たまたま地下に隠されていた旧日本軍か何かの毒ガスを地上に溢れさせてしまった」とか? むぅ、いくらなんでも飛躍しすぎですね(笑)。

(※2006/01/03追記)

 皆殺し編で提示された「ルールX/Y/Zの推理」という要素を念頭に置いて振り返ってみれば、個人的には唯一この部分=「鬼隠し編ラストで梨花と沙都子の生死が判明せず、大災害発生もプレイヤーに知らされないため、3つの出題編だけを比較検討しても”大災害の起こる条件”を特定できない(きちんと根拠を持って推理するためには、罪滅し編まで含めなければいけない)」点だけが納得できませんでした。ある意味、「羽入の実在や未知の風土病&薬物、国家による陰謀といったトンデモ要素」よりもアンフェアだと思います。
(ただし、「ルールX=ランダムな人物のKOOL化」と「ルールY=非ランダムに発生する富竹・鷹野の事件」を見分け、両者が「ルールZ」によって混同されていることを見抜けば良い……という意味に限定すれば、ぎりぎりセーフ?)
 コンシューマ版で”ルール探しとしての推理”を促すなら、この部分は補足する必要があるかも。

 それから現時点で最大の謎になっている「梨花の正体」ですが、やっぱり「一人称=ボク」に重要な意味が隠されてるんでしょうか。
 あと、希望的観測だけど「悟史は喋れない状態で祭具殿に幽閉されてるんじゃないかな?」などと妄想してみたり。
 いずれも過去日記の記述と合わせて根拠薄弱な妄言でしかないので、最後までプレイした時に自分がどれだけ頓珍漢なこと書いてたか振り返って笑うことにします。

 そして……終盤で沙都子株が激しくアップ!

 ところで、購入以来ネタバレを恐れて3ヶ月ほど封印していた「いのちのふるさと」さんの同人誌『いつもどうり12』を漸く読むことができました。表紙から薄々予想はついてたけれど、ひぐらし漫画のオチがあまりにも予想通りだったので爆笑。

(05/12/06)

 第6話「罪滅し編」読了。ようやく追いついた!

 今回はプレイ中何度もマジ泣きしてしまいました。
 いい意味でトリックは二の次。惨劇を通じて逆説的に「かけがえのない幸福な日常」と「信じることの尊さ」を描ききった、素晴らしい物語でした。
(まあ、それでもハッピーエンドと見せかけて……なんだけど。)
 執筆時間の関係か、文章面では従来に比べて粗さが目立ったものの(メインテーマに関わる話が直截的な説明口調だらけ、「目明し編」同様にヒロインの一人称語りが圭一の時と殆ど変わらない等)、中盤で圭一が「”過去の自分が犯した罪”を思い出す奇跡」や終盤の「シリーズ初・圭一vsレナの直接対決」など、名シーン満載でした。

 ところで、ひぐらしwikiの「魅音哀れすぎ伝説」には不覚にも大爆笑。魅音。がんば。(その1個下のネタも酷いけどな!(笑))

(05/12/08)

 春先に購入した『ファウスト』vol.5の『ひぐらし』特集をようやく解凍したり、考察サイトを捜し歩いたりする日々。

 『ファウスト』のインタビューを読んで何に驚いたかといえば、作者がミステリマニアじゃなかったこと。京極夏彦さえ知らなかった彼の手から、ミステリ的技法をふんだんに盛り込んだ『ひぐらし』のような作品が生まれた……というのは、まるで収斂進化(※魚とイルカのように、まったく違う系統のモノが環境に合わせて似たような形に進化すること)のようだと思います。

 ひぐらしwikiを見てると、自分が予想した程度のことは散々既出みたいですね。未だ公開されていない真相部分については、「雛見沢大災害は政府による毒ガス散布(&富竹=自衛隊から送り込まれたスパイ、入江は政府側の内通者で良心の呵責に耐えかね自害)説」と「悟史は祭具殿で(ほとぼりがさめるまで梨花に)飼われている説」を支持します。確証はないけど、前者は少なくとも「バイク爆発説」みたいなアンポンタンなのよりは遥かに可能性が高いし、後者は推理というより願望として。。
 個人的には月姫研究室さんの考察がものすごく参考になりました。『ファウスト』の作者インタビューでも触れられている「誤解(思い違い)による事態の混乱と錯綜」を主軸にしているため、各トピックが有機的に繋がっていて説得力が高いと思います。
(ちなみに祟殺し編の「大石の心理描写」は、作者の単純ミス=視点のブレで1ページ分だけ三人称が混ざったんじゃないでしょうか?)


 ところで、自分が『ひぐらし』雑記を書く上で説明しそびれていた前提があったので、今さらだけど軽く触れておきます。

 「罪滅し編」の発売直後、新たに発覚した「ループ要素」に対してネット界隈では「ミステリ的にアンフェアだ」という非難が巻き起こったそうです。自分の「別に超常現象アリでも構わないんじゃない?」という言説は、「本格ミステリ的なフェアプレイ」にこだわる立場への疑問から生じているというわけです。
 そう考える理由の一つは「『ひぐらし』の本質はミステリ部分ではなく、むしろ『ONE』や『Air』のように真摯で強烈なメッセージ性にあるのではないか?」という点。
 もう一つは「超常現象抜きでも各事件は単独で”論理的な解決”が示されている」点(叙述トリックが幾つも投入されているので、事前に推理しきるのは限りなく不可能に近いと思うけれど。これは一般のミステリ小説にも言えるので、目くじら立てるほどじゃないですね)。後者については、少なくとも「綿流し編」←→「目明し編」と「鬼隠し編」←→「罪滅し編」の対応関係を見ればキッチリ解決されているし、全エピソードを横断的に支配している「隠れた世界法則」までが常識に縛られる必要はないと考えるので。
(※ただし、「ひぐらしのなく頃に推理」さんが触れているように、「ループの観測者が、その特異な立場とループによってしか得られない知識を元にした”不可解な”行動によって”一般人”に影響を与え、事態を混乱させる」という要素には疑問符が付きますが。自分は、この部分で『ひぐらし』を狭義のミステリ=フェアな推理ゲームとして読むのを放棄し、エンターティメントとして楽しめればそれでいいじゃないかと割り切ることにしました)

 で。今日の本題は「実は『ひぐらし』にとって”推理”要素は二の次じゃないか?」という個人的認識について。
 「目明し編」「罪滅し編」で示された解決やスタッフルームには、骨太なテーマが幾つも含まれています。作者にとっては「できるだけ多くの人に自分のメッセージや物語世界を届けたい」という想いが一番大事で、「正解率1%」のキャッチフレーズに代表される「ネットでの推理煽り」はその方便にすぎなかったのではないか? 『エヴァンゲリオン』や『ガンパレード・マーチ』みたいな設定語り・世界の謎を強調する『ひぐらし』の宣伝に釣られたオタクも多かったのでは?と。
 もちろんそれはあざといやりかただし、本格ミステリ派に叩かれても仕方ないでしょう。……だけど、それでも自分は、そういった宣伝のおかげで『ひぐらし』に触れられたことを幸運だと感じているし、あの「罪滅し編」を読んで文句しか出てこないような人は「かわいそかわいそなのです」と思ってしまうんですよ。

 ……こんなことをつらづらと考えていたら、本編中の某設定に思い当たって愕然。
「もしかして、罪滅し編の”鷹野さんのスクラップ帖が巻き起こした騒動と、事件後に伝説化した「34号文書」の扱い”は”うわべだけの設定語りに踊らされるオタクやオタク向け業界”に対する痛烈な皮肉とも読めるのでは?」
 同じことはギャルゲー要素やあざとい萌え描写についても言えるんだけど、(周囲のスタッフはさておき)作者自身は「謎」にも「萌え」にも冷静に距離を置いてるような気がします。……あくまで自分の主観的な解釈ですけどね。

(05/12/10)

 今回は視点を変えて、「既に起こった事件の真相を推理する」のではなく「どうすれば大団円になるのか?」という考察を少々。

 各キャラが「誤解と不信による暴走の悪循環」を避け、事態を精確に把握し対処するのは最低条件。そのうえで、少なくとも「鬼隠し編≒罪滅し編」「綿流し編≒目明し編」「祟殺し編(≒皆殺し編?)」それぞれの悲劇に至る要因を同時に潰していく必要がある、と考えます。
 普通に考えれば手が足りなくて間に合わないわけですが……そこで活きてくるのが、「圭一≒悟史」「魅音≒詩音」の”立ち位置の重なり”ではないか?と。
 つまり、悟史が健在なら圭一と二人で「少年主人公」の役割を同時にこなすことができるし、魅音と詩音が互いに腹を割って誤解なく連携しあえば「園崎の孫」として出来ることが倍増し、物理的に不可能だった惨劇回避に手が届く可能性も高まる!というわけです。
 なので、個人的には「悟史は祭具殿で飼われている説」→「梨花ちゃまを説得して悟史を解放」→「悟史・圭一で最強のにーにーコンビ結成!」(以上の流れ、『ひぐらし』で御馴染みのコンボ演出をイメージしながら読んで下さいw)という流れを強く希望。

 また、やや意味合いは異なりますが、大石に近い立ち位置でありながら「外部」の視点も合わせ持つ赤坂の存在も重要ですね。やはり最終的には、赤坂も昭和58年の雛見沢に「当事者」として参戦することになるんでしょうか。

(05/12/13)

                            ひぐらしがく前に言っておくッ!
                    おれは今KOOLモードをほんのちょっぴりだが体験した
                  い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|      『おれは秋葉原へ皆殺し編を予約しに行ったと思ったら
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ       いつのまにかバッグの中に沙都子本が7冊増えていた』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    催眠術だとか超スピードだとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


 念の為。「いつのまにか増えていた」と言っても、普通にお金払って買ったので誤解なきよう。(笑)
 個人的には、ひぐらし本をネット検索していた時にタイトルだけで無条件幸福してしまった「にーにーといっしょ」を入手できて激ラッキーでした。ひぐらし同人は既にピークを過ぎているらしく、中古ショップの方が面白い本を探しやすいようです。まんだらけマジゴッド。

(※蛇足)
 後から検分してみたら、健全ファンブックが1冊・梨花×沙都子が2冊・梨花&沙都子×レナが1冊・悟史×沙都子が1冊・圭一×沙都子が1冊・虐待ネタが1冊……と、まんべんなく揃ってました。。。

(05/12/15)

 ふと思いついた、他愛も無い言葉遊び。
 「綿流し」から「」を抜くと「綿菓子」に。惨劇が無ければ、綿菓子みたいにフワフワで甘い日常が続くのかなあ……。
 だからどうした?と言われればそれまでだし、やっぱりいつかは終わりが訪れるんだけれど。皆殺し編でも限りある「幸福な日々」を大事に噛み締めて、しっかり終焉を見届けよう……と思います。

 ところで「大石の麻雀」ですが、ハイテーをツモる人物(=実行犯?)と親(=黒幕?)が別だと仮定すれば、「ロンしちゃダメ」というのは「親が流れたら、そいつを直撃して点差を逆転することが出来ないから」だと解釈できるような気もします。つまり、より大局的な利益なり根本的な事件解決なりを狙う大石の態度表明ではないか?と。個人的には彼が潔白であってほしいと願っていますが……。以上、的外れだったらゴメンなさい。

(05/12/25)

『ひぐらしのなく頃に』コミック版「祟り殺し編」表紙画像 コミック版「祟殺し編」第1巻購入〜。

        ________ 
   .,/'ヽ/     ヽ,
   /,;;;、/;;;;;;;;、_,    ヽ      読  プ
  .i/     ヽ、_    |      ん ハ
  |_  r=_ニニ` ヽ    |      だ |
  ヾ|!   ┴’   |    |      ぜ ッ
  | |! ,,_      l     |     ! !
  | 「´r__ァ   ./l     l     
  | ヽ ‐'  / l /ヽ  l     
 ノlヘソllヽ__,.. ' /ソヘソ ヘヘヽ
   /⌒`ヘ ̄    ヽ\_

 沙都子への愛が500%ほどアップしました♪
 いや実際、鈴木次郎さんの沙都子愛も凄いんだけど。ストーリー展開も原作の流れと要所を的確に押さえていて、皆殺し編発売前の復習としても役立ちましたヨ。

 ……しかし同時に生じた疑惑が。

「もしかして、雛見沢大災害の実行犯はシャレ抜きで沙都子なのでは?」
 以下、何の確証もないアホ妄想です。

 ダム建設が中止される前、どうしても従わない住民を一掃するために体制側が「毒ガス発生装置」のようなもの(以下「虐殺装置」と仮称)を極秘裏に設置。その起動方法が北条一家に伝えられる。
 しかし建設大臣の孫誘拐や現場監督殺害によってダム建設は暗礁に乗り上げ、虐殺装置も死蔵されることに。

 ……で、沙都子が虐殺装置を起動するための引き金は「梨花の殺害」。
 梨花は沙都子にとって無二の親友であるだけではなく、「北条家の生き残り」として村人に異端視された自分の庇護者でもある。梨花亡き後、孤立無援になった自分がどんな迫害を受けるのか? 親友を失った悲しみと未来への絶望は、鉄平の虐待による苦痛を上回って余りある?
 →そして自暴自棄になった沙都子、虐殺装置をスイッチオン。
 言い換えるなら、梨花殺害は「沙都子を追い詰めること」こそが目的ということになる。(ただし、「そもそも何のために大災害を起こすのか」という動機は分からないけど……。)

 こう考える理由は、「沙都子が救われない限り〜」という例のエンディングメッセージと、綿編・目編で「沙都子が監禁殺害された」ことと「大災害が起こらなかった」ことが対応しているので。
 なんでコミック版から思い浮かんだのかといえば、魅音が過去の事件について話した時の沙都子の表情がものすごく意味深で、「絵」で提示されたことによる印象が思いのほか強かったから。

 むぅ、こんな予想は外れてくれたらイイナ! →(※杞憂に終わりました。)

(05/12/28)

 NHKの『にっぽんの現場』観ました。

         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|       『NHKに竜騎士一家が出てた
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ           しかも兄弟が親父にクリソツ』
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも 何を見たのか わからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \   オタク一家だとかマニュファクチュアだとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいものの 片鱗を味わったぜ……


(05/12/30)

ひぐらしのなく頃に「皆殺し編」ジャケットイラスト

 「皆殺し編」、無事確保。一心不乱にプレイ中です。初めてリアルタイムにメモを取りつつ。


・冒頭、「黒梨花による”世界の構造式”とルールX,Y,Zの提示。各エピソードの差異ではなく、重複・共通している事柄こそが重要」というルールには不覚にも気付きませんでした。。。

・ランク外から上位に……っていうのは「羽入(≒オヤシロ様)」のことかな?かな?
・「羽入の口調は普段の梨花にそっくり。黒梨花が日常生活を過ごすうえで彼女の口調を借りてる?」

・オモチャ屋にて、シリーズ初(※暇潰し編の箱選びはノーカウント扱い)の選択肢登場ッ!? 魅音かわいいよ魅音。
(※後でリロードして確かめたら、A/Bどちらを選んでも同じ展開でした。ちなみに終盤の襲撃シーンで出現する「沙都子を助ける/見捨てる」は、最初からプレイヤーには選べないフェイク選択肢。自分は当然のように「助ける」を”選んだ”けど。)
・ほんの些細な「運命」を打ち破ってみせたK1、力づけられて諦念を振り払い「運命」に抗う決意を固める梨花。K1×黒梨花も良いですねえ。

 ……もしかして、「詩音もループ覚醒してる!? 目明し編の妄想エピローグみたく、妙にちゃんと沙都子の面倒を見てるし……。」
 いや、もしかしてどころじゃなく「KOOL三人衆、揃ってループ覚醒してるっぽい! (レナの夢話に詩音が反応して魅音に耳打ち、というのは、多分そーゆーコトでしょう) 燃えるー♪」

・集会所にて。「鍵を開けるつもりで施錠してしまった」というのは何かの暗喩? 良かれと思った策が逆効果に? →鷹野に対する「予言」告白のことか?

・綿流しの実行委員に選ばれるK1、「六」凶爆闘。今回はかつてない変化の回?

・梨花と沙都子が同じ難病の患者? 幻覚を誘発する不治の病? 祟編の「鉄平在宅」も幻覚なのか?
・富竹の正体、あっさり判明。だけど何か腑に落ちない……。

・赤坂さんキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!


(05/12/31)

 引き続き「皆殺し編」プレイ中。鉄平来襲後はメモ取りもそこそこに黙々と続けてます……。


・「祭具殿の物音」「後ろの足音」の正体は羽入かー!(笑) 末期の人にしか聴こえない!?

・時の牢獄に囚われた梨花にとっては、沙都子の存在が救い……か。この方向での依存関係は盲点でした。

・K1のアジテーションと人海戦術に感服。
・エンジェルモート会談、沙都子=ミスひぐらし認定キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!! それにしても、どさくさに紛れてスゴいこと言ってるなあ。ひぐらしのなく頃には昭和58年の話です(笑)

・(恐らくは)ありもしない通帳を躍起になって探し回り、結果的に引き際を逃してしまう鉄平。滑稽なほどに醜い姿。
・ある意味、これも「本格」や瑣末な粗探しに固執しすぎて作品中のもっと大事なメッセージを読み取ろうとしない人々への皮肉として読める。(作者が意図したかどうかは別だけど。)

・鬼編のK1や罪編のレナも、沙都子と同じ症状? ということは風土病?
(ちなみにコミック版の鬼編から判断すると、K1が「白いマジック」を注射器と見間違えた可能性が高いそうな)


・かなーり飛んで、虐待解決。これが結束の力か!(「遊戯王」風に
・このままハッピーエンドで終わってほしいけれど……正直、祭りのシーンから先に読み進むのが怖いデス。

・赤坂さん、何もしないで帰ったーーー!!?Σ( ̄□ ̄;
・2chひぐらしスレでは「赤坂使えねー説」と「1人の英雄に解決を頼りきる消極姿勢を梨花が自戒するためのダシに使われた説」、あと「人気あるから顔見せ、真の活躍は次回だよ説」といった解釈が。自分的には2番目かなあ。

・梨花、鷹野と時報に再度警告。……やっぱり黒梨花は最も危険な相手に助力を仰いでるように見える(現時点では鷹野黒幕説を拭いきれない)。山狗の任務は梨花の「警護」よりも「監視」?

・大石、梨花の話をあっさり信じる。彼も独自の先入観フィルタで物を見ているという事実の再確認。罪編の勇み足は、これで説明可能か。

・やっぱりハッピーエンドへ辿りつくために必要な最後の鍵は羽入の心境変化なのか?


・仮眠を挟んで読了。……鷹野許すまじ!
・後出しになっちゃうけど、彼女が黒幕だとすれば「自分が祟りの執行者になるため(劇場犯罪型)?」というのは予想してました。ただし、あくまで民間人の立場から部活メンバーや詩音に色々吹き込んで”間接的に”立ち回るものだと思っていたので、推理としては不合格ですが。
・沙都子、疑ってゴメンよー。(※しかし両親の転落事故に関しては、沙都子が犯人という可能性大?)
・……それにしても、オカルトに入れ込んで「自分が祟り神になってやろう」と考えた彼女が引き起こしたのは、実際のところあまりにも理路整然とした「人災」にすぎないという皮肉。彼女自身は気付いているのか、それとも「祟り」というイメージさえ流布できれば満足なのか……?

・限りなく無惨な終幕でありながら、運命を覆そうとする梨花たちの結束と信頼は過去最大級。希望のカケラを胸に、次こそは大団円を……と心から祈ります。
・ある意味、羽入の立場と視点は「読者」に最も近いんですよね。「皆殺し編」というタイトルに煽られて、読者である我々も最初から希望を投げていた……?
・終盤で梨花が羽入に語りかける「あなた」という呼称、自分を指されているようで何度もドキッとしました。某ゲームの「第三視点」と少し似てるけど、もっと現実的なメッセージも多数。

・ネタバレが怖くて昨日から2chのひぐらしスレは見てなかったけど(ちなみに他ジャンルのスレにもネタバレらしきものが投下されてて憤慨しました。ファフナースレで「黒幕は鷹野」とか「東京」という文字列を見てしまったのにはショック……魔城ガッデム。)、たぶん「沙都子救出までのディスカッション小説的な展開が冗長」とか「トンデモ真相多すぎ」とかいう非難は出そうな予感。ここにこうして書いたってことは、自分も多少なりともそう感じていたということでもあり。
・……それでも、この作品が真に伝えたいテーマ(信頼と、諦めずに運命へ立ち向かうこと)を汲めば、いずれも充分肯定できる要素だったと思います。今回のエピソードが「バッドエンド」でも「デッドエンド(=行き止まり≠全滅エンド)」でもないのは確か。

・「雛見沢症候群」というキーワード自体は祟編で既出(ただし語義は大きく違うけど)。ただ、綿/目編で梨花が死んでも村人がL5発症しなかったということは、イリーの「女王感染者」仮説は誤り?(→おそらく終末作戦発動のための方便)

・もしかしたら、「雛見沢症候群」は単なる風土病ではないのかも。古来から”ルナティック”な状態が超常的存在へのチャネルと見なされてきたように、身体能力や第六感的なセンスを増幅する効果があったりして? (現に、KOOL化した人間や死期の近い梨花は羽入の存在を知覚できている)


・不覚にも爆笑してしまったAAレスとコピペネタを保存。沙都子テラカワイソス


                            あの世に行く前に言っておくッ!
                    おれは今回のシナリオをほんのちょっぴりだが体験した
                  い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……
         ,. -‐'''''""¨¨¨ヽ
         (.___,,,... -ァァフ|          あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
          |i i|    }! }} //|
         |l、{   j} /,,ィ//|      『緑色はブロッコリと答えたら撃ち殺された』
        i|:!ヾ、_ノ/ u {:}//ヘ      
        |リ u' }  ,ノ _,!V,ハ |
       /´fト、_{ル{,ィ'eラ , タ人        な… 何を言ってるのか わからねーと思うが
     /'   ヾ|宀| {´,)⌒`/ |<ヽトiゝ        おれも何をされたのかわからなかった…
    ,゙  / )ヽ iLレ  u' | | ヾlトハ〉
     |/_/  ハ !ニ⊇ '/:}  V:::::ヽ        頭がどうにかなりそうだった…
    // 二二二7'T'' /u' __ /:::::::/`ヽ
   /'´r -―一ァ‐゙T´ '"´ /::::/-‐  \    不正解だとか 聞き間違いだとか
   / //   广¨´  /'   /:::::/´ ̄`ヽ ⌒ヽ    そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
  ノ ' /  ノ:::::`ー-、___/::::://       ヽ  }
_/`丶 /:::::::::::::::::::::::::: ̄`ー-{:::...       イ  もっと恐ろしいクイズの片鱗を味わったぜ…


108 :梨花 :2005/12/31(土) 21:01:01 ID:swHeRbat
よいか圭一。
我々はインペリアルクロスという陣形で戦う。
攻撃力の高いレナが後衛、
両脇を魅音と詩音が固める。
お前は私の前に立つ。
お前のポジションが一番危険だ。
覚悟して戦え。
沙都子はその辺で遊んでろ。

(05/12/31)その2

 今年最後の更新〜。
 「幸せになるための思考実験。(『ひぐらしのなく頃に』皆殺し編雑感&祭囃し編予想)」という題名で、はてなダイアリーの方にも鬼が笑うようなコラムを書いてみました。このページで書いてきた妄言よりは信憑性がありそうなので、良かったら読んでみて下さいな♪

 それでは皆さん、良いお年を〜。んっふっふ♪(大石刑事風に〆)


(06/01/01)   ページ最上部へリンク

 ひぐらしスレの流れ速すぎ……。未だに追いつけません。part154で幾多の未来レスを受けた>>499「スジ最高」には大爆笑。
 ……で。『ひぐらし』の読み解き方について興味深いレスがあったので引用します。


587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/01(日) 11:55:05 ID:xLYRAIKE

本格推理ものを期待してたって人達は多分、各シーンの叙述を1つのピースに見立てて、
因果関係、時系列関係、人間関係などを1つ1つ整理して全体像を組み上げる、
パズルを解く作業を期待していたのだろう。

しかし、そういうパズルが可能なのは、あくまでも1つの(ごく短期間の)不変な歴史が
あってのこと。背景、被害者、犯人や動機という不変な事柄が前提として有り、
さまざまな登場人物たちによって、さまざまな角度から断片的に事実が語られていく。
ゲームではここでザッピングシステムが使われたりもするだろう。

ところが、ひぐらしの場合はそうじゃない。
毎回毎回、主犯(実行犯)は違うし、被害者も違う。
毎回毎回、微妙に違う歴史が発生して、その時間軸での顛末が語られていく。
だから、不変な1つの歴史を前提にしている本格推理モノの常識を当てはめることが
そもそも可笑しい。従来の様な「平面的なパズル」として成立していないことは、
出題編の4編が出揃ったときに(というか第2編目からでも)、既に明らか。

いまさら「こんなの推理ものじゃない!」と文句を言う方がどうかしている。

作者自身もそういうのに嫌気が差したのか、今回冒頭、なぞの異次元人の存在の口を借りて、
-- それぞれの歴史に共通して起こる要素。
-- それぞれの歴史ごとに違っている要素。
に分けて考えるのだ、とネタばらしをしてしまっている。

従来の本格推理ものが平面的なピースを組み合わせる平面的パズルなら、
ひぐらしは、1つ上の次元から複数の歴史を俯瞰し、立体的な積木と見立てて、
これを組み合わせる「積木遊び」なんだ、と。
ここまで作者に言わせておいてもなお「こんなの推理ものじゃない!」と言っている輩は
本当に読解力が無いなぁとしか言えない。
ピクトロジックでもやってろ。


 締めくくりが乱暴だけど、個人的には全面同意。


(※06/01/22追記)

 この日付に直リンで来られる方が多いので、以後の議論の流れも踏まえて参考リンクを。

 →ミステリーとしての『ひぐらしのなく頃に』-まとめ「魔王14歳の幸福な電波」さん)
 →ミステリーとしての『ひぐらしのなく頃に』の問題点-まとめ「うさ道」さん)
 →答えつき設定考察ものであるひぐらしのなく頃に「Marginal」さん)

 その上で自分の見方について書き加えますが……『ひぐらし』評の多くは「推理ゲームの条件を満たしていない」という批判に傾きすぎていて、「ストーリーを語る手法」という見地から捉えた『ひぐらし』のミステリ的魅力は比較的軽視されているように思われます。

(※以下はリンク先への反論ではなく、その指摘を踏まえた上で「感情的に『ひぐらし』を叩いている人達」への意見になります。)
 たしかに「推理ゲーム」としては問題があったけれど、だからと言って『ひぐらし』という作品の価値がゼロになるわけじゃありません。同じ時間を費やすなら、不快な気分で批判しつづけるより、長所を見つけて楽しんだ方が遥かに有意義。それだけの話です。
 「『ひぐらし』の”ミステリ的な”魅力について(『ひぐらし解』の多重解決構造)」(06/01/05)にも目を通していただければ幸いです。
 ……ていうか、コピペした方が早いですね(笑)


 出題編が「惨劇のバリエーション」を並列的に語っていたのに対し、「ひぐらし解」は「各編ごとに一応納得できる謎解きが行われ、物語としても一旦完結した」うえで、さらに「続編において、その外側から見て初めてわかる新たな真相を提示することにより、同じ事件に全く別の意味が付け加えられる」……つまり多重解決の構造を取っています。
「超常現象や未知の薬品・病気が絡むのはアンフェアだ」という本格ミステリ派の憤りも判るけど、作者が言う「推理」は狭義の本格ミステリ的要素(フーダニット・ハウダニット・ホワイダニット等)の範疇に留まりません。もっと広い意味で「ルールX/Y/Z」の存在や「そもそも何故、複数の惨劇が並列的に発生するのか?」を解き明かし、さらには「どうすれば惨劇を回避して皆が幸せになれるのか?」というメタレベルまで踏み込んで劇中で解決しようとしているわけです。(小説で言えば、西澤保彦の『七回死んだ男』に類似?)
 これだけ多層的で奥深い構造の物語世界を構築できるという点において、竜騎士07氏の「ミステリ作家的な」力量はもっと評価されてもいいのではないか?と思います。欠点ばかり指摘して怒るよりは、こうした長所を楽しむ方が有意義だと思うんですけどねえ。

 なんか凄い暴論になっちゃいましたが、決して「嫌なら見るな」と断言しているわけではありません。「『ひぐらし』は本格ミステリであるべきだった」という固定観念を捨てない限り、この作品を楽しむことはできず後悔と怒りが残るだけ。そう言いたいんです。
 たしかに「正解率1%」の煽りには問題が多々あるけれど、作者自身も(公式掲示板や制作日記などで)読者に対して「推理」観のズレや軌道修正を何度もアピールしていました。オフライン環境だけで推理や議論を行うならともかく、ネット上で議論するのであれば、むしろ「追加ヒント/エラッタ/修正パッチ」になりうる作者発言を全く考慮しない方が不自然だと言えるのではないでしょうか?
(少なくともTRPGやオンラインゲームでは、プレイ状況やゲームバランスに問題点があればエラッタや修正パッチを配布し、軌道修正を図るのが当然です。これを「物語の読み方」に適用するのは、別に変な事だとは思いません)

 なお、自分自身は『ひぐらし解』で今まで提示された真相には満足してます。また、「祭囃し編」で更に新しい真相が提示され、「皆殺し編」までの認識が引っくり返る可能性も覚悟済みです。念のため。

(06/01/02)

 またもや思いつきの仮説垂れ流し(笑)。

 一度もKOOL化していない魅音、実は「女王感染者」の梨花と対を成す「雛見沢症候群への抗体持ち」だったりするのかも?
 この場合、「女王感染者説」は認めた上で「女王死亡がL5多発の引き金」は否定、なおかつ「”鬼を継ぐ者”が実は最も”鬼”とは縁遠い冷静な存在である」というアイロニーを肯定する必要が出てくるので、かなり苦しいですが……。

 ……でも↓の方が合理的ですね。

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/02(月) 16:24:04 ID:jUDW1jOI
>>576
魅音がKOOL化しないのは、雛見沢から離れていないからだろ。
鬼隠しも目明しも、KOOL化する奴が遠方から雛見沢に戻ってくる所から始まる。
あの電車の中の羽入の謝罪も、詩音の女子高脱走劇も、今思えば必要な演出だったって事だ。


(※更に追記:竜騎士07氏の公式発言によれば「魅音はコミュニケーションが豊富で疑心暗鬼に陥らないから」だそうです)



 発売前のネタバレ事件について”推理”してたら、黒い仮説が浮かんでしまったので封印。
 ネタバレの文面や投下タイミングから常識的に考えれば、委託流通関係者(特に発送担当のアルバイト)である線が濃厚なんだけど。
 個人的には、ネタバレの内容が「謎解き」部分にのみ特化し、ドラマ的な展開については綺麗に抜け落ちていることに微妙な違和感を覚えます。バレ作成者が「ミステリ部分にしか興味の無い人間だった」か、それとも「敢えて手心を加え、ミステリ部分だけのバレに留めた」のかで、犯人像が全く変わってしまうんですよね
………………。

(06/01/03)

 古参のファンには今更なネタだと思いますが……公式サイトのキャラ紹介を見たら、「北条沙都子」の項で「combat options ベアダンジョン級トラップワーク」という表記にテンダイスソード吹きました。  試しに検索してみたけど、元ネタがTRPG『T&T(トンネルズ&トロールズ)』だというのは案外知られてない……?
 各キャラの能力値もD&D準拠だし、頬が緩みまくりです♪(笑)

 ……で、本棚を漁ってみたらT&Tシナリオ「ベア・ダンジョン」の現物が出土。
 せっかくだから、うちの沙都子にプレゼントしました(笑)。

T&T「ベア・ダンジョン」 沙都子超進化!

「をーほほほ! ベアダンジョン級トラップワークの奥義を手に入れた今、恐れるものはないですのよ!」

 ざっと流し読みしてみたんですが、古き良き殺伐感が漲ってて良いですね♪ サンプルキャラ「無敵の万太郎」とか、激しく懐かしいです。あぁ、清松みゆきは昔っからこういうセンスの人だったんだな……(笑)。そうかと思えば意外にメタっぽい謎かけ(※P130、プレイヤーに紙を1枚渡して「これを通り抜けてみろ」という奴)も載ってたりして、温故知新な気分。
 肝心のトラップは即死級のもちらほら混じってて、沙都子に実装したらKOOL化したレナや詩音とも互角に渡り合えそうですね(笑)。それ以上にモンスターの印象の方が強烈な感じもしますが。叩き殺すたびにMR(モンスターレート≒戦闘力)が幾何級数的に膨れ上がって復活する「蚊」とか、水底に潜む「(※保護色→)クトゥルフの下級のしもべ」とか。
 興味深いのは、シナリオ作成者「”熊の”J.ピーターズ」氏に因んでダンジョン各所に登場する「熊」と、『ひぐらし』でキーアイテム扱いされる「熊のぬいぐるみ」の符合。このゲーム、沙都子のキャラ設定に意外と大きな影響を与えてるのかも知れません。



 ひぐらしスレに投下されたゲーム機ネタ画像を勝手に保管〜。

ザ・黒幕 XBOX服の鷹野三四女史 通称「XBOX服」

PS2な古手梨花ちゃま PS2ぱ〜☆

竜宮レナ
「今度は普通に遊んで、普通に笑い合って、……普通に恋をしよう。PC-FX版『ひぐらし』で!
マイメロ「ムリ」

大石蔵人 3D大石


 こうして並べてみると壮観デスね♪

(06/01/04)

 突発ネタ。「こんな皆殺し編は嫌だ!」

古手梨花 「あのお人形、魅音は今晩絶対、抱きながら眠るに違いない。お休みのキスもする。賭けてもいい」

 ……と思ったら、実は生き人形だった

特別出演:翠星石 「ぺっぺっ! 翠星石にそんな趣味はないです!
 離しやがれです、空気読めです、このダメ人間!」


うろたえるなッ!園崎魅音ッ!(笑) 「なッ!?」

 ……魅音。がんば。


(※「こんなひぐらしはきっと売れない!」スレへの投稿を脚色。)

(06/01/05)

 「こんな皆殺し編は嫌だ!」その2

古手梨花 「あのお人形、魅音は今晩絶対、抱きながら眠るに違いない。お休みのキスもする。賭けてもいい」

 ……と思ったら、いつのまにか邪神像と入れ替わってた

特別出演:邪神モッコス様。台詞は人違い?と見せかけて……目明し編参照。 「……シオン……」

何気に正体を見破られてうろたえる園崎魅音(真詩音) 「う、嘘、……や、やめッ」

 ……魅音。がんば。





 それはそうと、今日見つけたナイス考察。全面同意なのでコメントは省略します。

844 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/05(木) 14:47:33 ID:16HiwF6/
今やっと皆殺し編終わって一服してるのだが……。
もう既出な意見かもしれんが、今回の前半、玩具屋辺りで思ったんだが

ひぐらしって『メタ・サウンド(ビジュアル)ノベル』だよな?

とうとう今回の皆殺し編で「繰り返し同じ物語をプレイして、推理してみたりフラグをチェックしたり選択肢を色々試して最善の結論を出す」って
既存のノベルゲームの様式そのものを物語が内包しちゃったわけで。
既存のノベルゲームで『プレイヤー』が置かれてきた視点を、一登場人物の梨花に設定するって手法でもってさ。

要するに「ノベルゲームをプレイする」って構造自体が物語の大枠の主題になってると思ったんだが。。
だからひぐらしでのプレイヤーの視点は更に高次に設定されていて、何も出来ない、何もしない傍観者にしてある。

「ひぐらしに選択肢が無い」ってのは消極的な理由としては同人製作のコスト的な問題なんだろうが、
こういった解釈で考えると積極的な理由としてもなかなか面白いし革新的だと思うんだけどね。





 ところで賛否両論の羽入ですが、物語構造的に見た場合の彼女は「鷹野と対照的な”悪意なき加害者”」として描かれています。罪滅し編が現時点における総まとめ的な位置付けと同時に「祟殺し編の裏返し」としても扱われている(※綿←→目、鬼←→罪と同様。「沙都子の救済」「大災害」が大きな焦点になっている等からも明白である)ことを考えれば、この二人に与えられた役割は「”積極的な加害者”である鷹野と圭一、”消極的な加害者”である羽入とレナ達&雛見沢住人」の対比として物語全体の枠組みにも綺麗に当てはまるのではないでしょうか。
 祭囃し編がハッピーエンドになる為には、この二人に対する「解」も不可欠ですね。

 もひとつ追記。あえて『ひぐらし』の”ミステリ的な”魅力について、どうしても語らずにはいられなかったので。
 出題編が「惨劇のバリエーション」を並列的に語っていたのに対し、「ひぐらし解」は「各編ごとに一応納得できる謎解きが行われ、物語としても一旦完結した」うえで、さらに「続編において、その外側から見て初めてわかる新たな真相を提示することにより、同じ事件に全く別の意味が付け加えられる」……つまり多重解決の構造を取っています。
「超常現象や未知の薬品・病気が絡むのはアンフェアだ」という本格ミステリ派の憤りも判るけど、作者が言う「推理」は狭義の本格ミステリ的要素(フーダニット・ハウダニット・ホワイダニット等)の範疇に留まりません。もっと広い意味で「ルールX/Y/Z」の存在や「そもそも何故、複数の惨劇が並列的に発生するのか?」を解き明かし、さらには「どうすれば惨劇を回避して皆が幸せになれるのか?」というメタレベルまで踏み込んで劇中で解決しようとしているわけです。(小説で言えば、西澤保彦の『七回死んだ男』に類似?)
 これだけ多層的で奥深い構造の物語世界を構築できるという点において、竜騎士07氏の「ミステリ作家的な」力量はもっと評価されてもいいのではないか?と思います。欠点ばかり指摘して怒るよりは、こうした長所を楽しむ方が有意義だと思うんですけどねえ。

 薮蛇ながら、上に記したようなメタ構造とプレイヤーの関係を「一般的な」本格ミステリの劇中人物に喩えた場合、またもや一つのアイロニーが浮かび上がってきます。
 本格ミステリにおける多重解決は、多くの場合「関係者を納得させるために語られる表層的推理」と「探偵役など限られた人間だけが知り、関係者には明かすことのできない真実」とで構成されます。後者は「知らなければ良かったと後悔する真相」と言い換えても良いでしょう。
(※例:学校内で盗難事件が起こり、表向きは「猫の悪戯」で解決→真相は「猫を操っていた悪意的な同級生の仕業」。等)
 「狭義の本格ミステリ派」は、心理的には「事件の関係者」に近い立場だと思います。しかし実際には「読者」として探偵役と一蓮托生な存在である以上、多重解決の果てに「見たくはなかった真相」を突きつけられても文句は言えません。それが嫌ならシリーズ中途の「納得できる解決」に満足して、探偵視点から降りるべきだったのでしょう。
(※個人的には清涼院流水の『コズミック』でそうした感覚を味わいました。「密室教徒による狂言」という解決で納得し、その後に出てきた卑弥呼だの曹操だのは最早どうでも良かったです)

 なんか凄い暴論になっちゃいましたが、決して「嫌なら見るな」と断言しているわけではありません。「『ひぐらし』は本格ミステリであるべきだ」という固定観念を捨てない限り、この作品を楽しむことはできず後悔と怒りが残るだけ。そう言いたいんです。
 たしかに「正解率1%」の煽りには問題が多々あるけれど、現実に作者自身が(公式掲示板や制作日記などで)読者に対して「推理」観のズレや軌道修正を何度もアピールしていました。オフライン環境だけで推理や議論を行うならともかく、ネット上で議論するのであれば、「追加ヒント/エラッタ/修正パッチ」になりうる作者発言を全く考慮しない方が不自然だと言えるのではないでしょうか?
(少なくともTRPGやオンラインゲームでは、プレイ状況やゲームバランスに問題点があればエラッタや修正パッチを配布し、軌道修正を図るのが当然なんですが。これを「物語の読み方」に適用するのは、別に変な事だとは思いません)

 なお、自分自身は『ひぐらし解』で今までに提示された真相には満足してます。また、「祭囃し編」で更に新しい真相が提示され、「皆殺し編」までの認識が引っくり返る可能性も覚悟済みです。念のため。

(06/01/06)

☆小ネタ:皆殺し編おまけ「音楽室」のランダム演出あれこれ。(情報源:例によって2chひぐらしスレ)

「Thanks」 タイトルロゴ 悟史困る 園崎姉妹と茜さん
「iru」 ノート5ページ 詩音と悟史
「陰(かげ)」 魅音と詩音 夕空
「Spring_Step」 再生する度に背景と魅音、詩音の組み合わせが変わる
「D_Network」 背景雀卓_圭一と大石の目線カットイン 背景校庭_圭一以外の部活メンバー体操服 他数パターン
「Baby's_Walk」 背景雛見沢遠景に梨花ちゃま7変化
「Soul_scour」 ノート43ページ 夕空
「soak」 背景月と・・・?
「狂気」 つ【懲罰用キムチ】
「スタコラサッサ」 エンジェルモート、下から顔を出す怪しいイリー(非ランダム?)
「Birth_and_Death」 夕暮れ、ゴミ置き場のレナ(罪滅し編?)
「胎動」 フレデリカの詩、皆殺し編冒頭の「積み木遊び」
「r_of_can」 園崎姉妹のダブル(・3・)
「Fearlessness」 背景変化。後ろのイリーが不審人物っぽい(笑)
「虚」 月、スタッフロール後の学校(合掌……)

 他にもあるかも?

(06/01/07)

 オリスク(二次創作オリジナルスクリプト)『とみたけのく頃に』読了。(ダウンロード先→

 本歌取りが見事に決まっていて感心しました。皆殺し編発売前の作品なので、現時点の真相と比べれば幾つかの小さな矛盾(魅音KOOL化、鷹野が不用意に立ち回りすぎ等)は生じるものの……不完全な情報による推理から、ここまで原作に近い物語を再構成できたことに驚嘆します。「ルールX」を軸にしたシナリオ構成は『ひぐらし』のテーマに忠実、原作のイベントも効果的に取り込まれていて、中でもレナが壊れた真の理由(TIPS「約束」)には驚愕すること間違いなしです。
 そして……「恋明かし編」のラブラブな雰囲気と、最後のTIPS「希望の世界」に思わず感涙。このエピソードを見るためだけでも、プレイする価値はあります。特にてっぺい☆萌えなら必読!(笑)
 オリスクは二次創作でありながら原作のCGや音楽をそのまま使っているので、作成者の技量と努力次第では原作に限りなく近いノリで楽しめる作品になるのが興味深いですね。コンシューマ移植されたら権利関係で規制されるかも知れないので、探すなら今のうち?





 小ネタ:部活のジジ抜きについて。上の「とみなく」に出てきたのを見て思い出しました(笑)。

 部活のジジ抜きでは「裏面の傷でカードを識別する」というイカサマテクニックが用いられます。圭一は最初、この法則を知らずに苦戦を強いられるものの、持ち前の才覚によって早々と順応し、更には新しい傷を作って部員を翻弄するまでに到ります。僅か1日のうちに!
 鬼隠し編の時点では「PARADOX」さんの部活考察が妥当です(更に念押しするなら、この解釈は現時点でも正しいと思います)が……皆殺し編まで通してプレイすれば、もう一つの意味が浮かんできます。つまり「圭一が雛見沢や『ひぐらし』世界のルールに馴染み、更には自らイニシアチヴを取って場を動かすようになる」までの過程をも暗示していたのでは?
 同じように、後の展開を考慮すれば反転/多義化するような事象は他にも存在するかもしれません。時間があれば最初から読み返してみます〜。





 そして今日も信者脳トークを一丁。(笑)
 『ひぐらし解』のシリーズ構成って、「ジャンル可変型小説」としての可能性を秘めているのでは?
 西澤保彦のSF系ミステリ、ファンタジー世界でミステリが展開される上遠野浩平の『事件シリーズ』、はたまた奈須きのこの伝綺ミステリ『空の境界』のように、最初から複数ジャンルが融合した作品は比較的多いです。が、『ひぐらし解』はまた少し違って、同じ世界・キャラクターを共有しながら章ごと・主人公ごとに別ジャンルの作品として楽しむことができるという特性を備えています。具体的には「目明し編」が本格ミステリ寄り、「罪滅し編」が少年漫画バトル系、そして「皆殺し編」がSF/ファンタジー寄りになってますね。1月5日の雑記にも書いた「多重解決」の構造が、ジャンルの重なりにも影響してるわけです。
(小説では、ミステリ→能力者バトルにシフトしていった『戯言シリーズ』に近いですね)
 ……というか、そういうスタイルの小説は自分も書こうと思っていながら未だ果たせずにいるので、先を越されたー!という感じです。。。

(06/01/08)

 そろそろネタ切れの予感。 「こんな目明し編は嫌だ!」


詩音が転校してシナリオ終了。

詩音違い 「それでは、ごきげんよう!」 大弱りな園崎詩音 「詩音違い……」





 ひぐらしスレでは腹黒VIPPERキャラと化して大人気wの羽入さん。
 祭具殿の真実が今ここに明かされるッ!?
856 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/08(日) 12:53:17 ID:/N90quwX
シュークリームのときの指3本はどういういみだったんだろうか? 

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/08(日) 12:54:01 ID:VkY/tYH5
シュークリーム3個! 
……ってことじゃね? 

861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/08(日) 12:54:49 ID:p2LybTEs
>>856 
確かに彼女らの指の構造で三本立てるのは無理だよな。 

863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/08(日) 12:55:18 ID:/N90quwX
でも、あの後、羽入が、違う、みたいな反応してね? 

864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/08(日) 12:56:32 ID:/N90quwX
>>861 ワロタww 

865 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/08(日) 12:57:24 ID:zRNGl7q8
>>856 
「爪三枚でけじめにしてあげるのですwwにぱー☆(^ω^)」って事。 
シュークリームは爪の隠語 

866 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/08(日) 12:57:27 ID:+rEZrWaA
・3秒以内にここを出ろ 
・3日以内に供えろ 
・3桁持って来い 

867 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/08(日) 12:58:32 ID:VkY/tYH5
じゃあ 
ループはあと3回まで! 
とか。目算で。 

868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/08(日) 13:00:28 ID:jxHT5wWI
3分で用意しないと祟るのですwwwwあうあうwww 
って事じゃね? 

870 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/08(日) 13:03:14 ID:zRNGl7q8
あうあうwww3年はこれをネタにしてシュークリームせがむのですww 

871 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/08(日) 13:03:48 ID:EDPvfegU
お前の命はあと3日 

872 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/08(日) 13:03:57 ID:VQtYPkE/
三年も生きてられないのですwwwwwwwww 

873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/08(日) 13:04:53 ID:/N90quwX
なるほど、合点がいったwwww 

874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/08(日) 13:06:14 ID:VQtYPkE/
はにゅヒドス 

(06/01/09)

 「ひぐらしLinksコマイズム」さんに当コンテンツを捕捉していただきました。信者モード全開なうえにデタラメな考察ばかりで気恥ずかしい限りですが……ありがとうございます♪

 リンクの話題にかこつけて、おこがましくも自分のブックマークから俄かファンによる、俄かファンの為の『ひぐらし』リンク集を紹介〜。
 正統派の「PARADOX」さん・「月姫研究室」さん・「ひぐらしのなく頃に推理」さんと共に、「みょふ〜会」さんの超絶推理は必見です!(笑)
 イラスト・Webコミック系サイトはネタ重視で選んでみました。このラインナップが楽しめる方には、公式お絵描き掲示板を「起動さん」で検索してみるのもオススメです♪ 「スミレキタン(菫忌憚)」さんは今月いっぱいで閉鎖されるそうで残念……。





罪滅し編の真相。(ひぐらしスレから転載)

VIPPER羽入たん。「怪奇音」っていう言い回しが何気に好き

↓「皆殺し編」終盤と比べれば、どっちもどっちですね。(笑)


羽入:「だ、……だってッ!! 輪の中に入りたくても、…僕は誰にも
見えないし、話しかけられないし…!! 僕を見たらみんなバケモノ
だといいますです。僕はもう二度とバケモノと言われたくないのです!!」

「…あ、頭に、角が生えていても僕はバケモノとは呼ばれないのでしょうか…。」

レナ:「身体的特徴でバケモノなんて誰も呼ばないよ。むしろキュートなくらいだよ。」


              _____
          _,/. . . . . . . . .  ̄ヽ、
         /. . /. . . . . ._._. . . . . . . ..\
        /. . . . .|. . . . \ . .\ . . .\. . ハ
       //. .| . .l . . . . . .ヽ . . ヽ. . . ヽ\!
      /;;;;;;|、. ヽ. .ヽ . . . . . . }. . . .} . . ..',;;;;;\
      /;;;;;;;;|. 丶.,>.‐. . . .├ _,. ィ、!. .l. ..l;;;;;;;;;ヘ
      |;;;;;;;;;ゝ、.´ヘr=、ヽ,. ィi==、/ . |. .|;;;;;;;;;;;;|   
      |;;;;;;∧. . .| !.{::::ji!ヽ!.'{_:::::} ji〉../. /ヘ ;;;; |   
      ヘ;;;;{ .ヽ. .ヘ `´ ,______  ̄´イ././..!. .};;;;/           _上_    / 、、     ┃┃
      ヾゝ へ._._.> Y¨ ̄} ∠イ. . ..| /イ           口 | 七 '  7二  ヽヽ/  ┃┃   
          |. ..ヽ、  `二  イ |.!. . . l. . .|            ノヽ||/  / 、_   ./   。 。
          /. . . . . .≧ァ ' _,/ >, . .l. . .!             ̄ ̄
           /. . r ''"¨/ /! /  /  `丶、. .!
        /. . .r|   l i/ /    , -=、ヘ\ _,ノ
        /. . .イ゙〉'  / /    イ    /}.|.ヽ  

(06/01/10)

メーテルさん上機嫌。(ひぐらしスレから転載)

メーテルたかのん。またもや2chから画像拝借しました

(06/01/13)

 お引越し。
 元々は携帯兼用日記ページの一部として始めた当ページですが、予想外にテキスト分量やファイルサイズが膨れ上がったもので。携帯で見れないのにurlが携帯サイトっぽいのも紛らわしいと考え、改めてフォルダ分けしました。

 ちなみに……ここ数日の間、2ch・某二次創作サイトさんのBBS・mixi等から相当数の御訪問があったので、少々ビビり気味です。特にmixiは一方通行なので、どんな文脈で触れられているのか気になりますね。。。(もしも当該コミュへ誘って下さる方がいましたら、Karma宛にメールで御一報下さい。ダメモトでお待ちしています〜)





 フォルダ整理がてら、およそ1ヶ月半で集めたマイピクチャーの『ひぐらし』画像をキャラ別に数えてみたら……意外な結果になりました。

◇第1位:古手梨花 (画像ファイル数:117)
◇第2位:北条沙都子 (画像ファイル数:108)

◇第3位:羽入 (画像ファイル数:38)
◇第4位:園崎魅音 (画像ファイル数:32)
◇第5位:鷹野三四 (画像ファイル数:18)
◇第6位:園崎詩音 (画像ファイル数:17)
◇第7位:竜宮レナ (画像ファイル数:12)
◇第8位:知恵留美子、北条悟史、公式絵板のオヤシロちゃん (画像ファイル数:3)
◇第11位:コミック版「鬼曝し編」の公由夏美 (画像ファイル数:2)
◇第12位:園崎茜、園崎お魎、前原圭一、赤坂衛、赤坂雪絵、富竹ジロウ、入江京介、大石蔵人 (画像ファイル数:1)

(※複数のキャラが描かれている場合は重複カウントせず、メインで扱われている者・画像の絶対数が少ない方・女性キャラを優先して特定キャラのフォルダに収録。また、全員集合イラストは勘定しない)

 「皆殺し編」のおかげで、公式絵板でもファンサイトでも梨花ちゃまイラストが増えてますねー。黒梨花や梨花×赤坂を集めていたら、いつのまにか沙都子を押さえてトップに躍り出ました。
 サトコゥーは惜しくも2位2位、しかし煩悩の108枚という美味しい数字に(笑)。他のキャラと一緒のを加えれば間違いなくトップなんだけど、「梨花×沙都子」は梨花寄り・「(悟史&)詩音&沙都子」は詩音寄りの視点で描かれることが多いみたいです。
 そして自分でも驚いたのが、なぜか3位に浮上していたVIPPER羽入。梨花とのツーショットも全て羽入扱いでカウントしてるとはいえ、もう駄目なのですwwあぅあぅwwwww (蛇足:非公式絵板のNo.97が最近のイチ押しですwww)
 4位以下は省略。特記事項は「皆殺し編」効果による鷹野さんの健闘くらいでしょうか。相変わらず”普通のヒロイン”には興味が薄いなあ、自分……。

(06/01/15)

 ひぐらしのなく頃にお絵描き掲示板保管庫で、新聞紙が沙都子の正装扱いされてる件について。
 またもや今更感漂うネタで、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめ(延々リピート)





 例によって他愛も無い妄想ネタ。
 公式絵板の5866番を見て、空気を読めないおじさんが言いました。


今こそ活躍の時だ、園崎魅音ッ!www TRPGゲーマーなら御馴染みのアイテム 「くっくっく、こいつを使えば楽勝だよ!」

 ……いや案外、こういうルールブレイカーが答えだったりするのかも(具体策はともかく、常識の枠を破るという意味で)。梨花が執拗にサイコロの話を繰り返すのと、魅音が無電源ゲームマニアだっていうのは、あながち無関係じゃなかったりする……とイイナ!
 まぁ、10面だろうと20面だろうと100面だろうと(※いずれも実在します)、ここぞという場面で1を出すのが魅音クオリティという気もするけど。

(06/01/16)

 相も変わらず他力本願な更新ばっかりですが、居直りつつ(笑)……本日は感想リンク二題。


「ミステリーとしての『ひぐらしのなく頃に』-まとめ」「バーチャル魔界アイドル・ 魔王14歳の幸福な電波」さん)

 以前に流星亭日誌(はてな出張版)からも言及リンクさせていただきましたが、まとめということで再び注目。狭義の本格ミステリと比べた『ひぐらし』の特色および難点について、ほぼ同感です。
 このエントリで魔王さんがリンクしている「ひぐらしの推理可能性について雑考」「認知科学徒GPY」さん)も、「ルール推理型ミステリ」というスタイルを肯定したうえで『ひぐらし』の問題点に触れている興味深い記事です。個人的には、『ひぐらし』が露払い的な役割を演じたことにより「ルール推理物」というジャンルが認知され、完成度の高いロジックを備えたフォロワーが生まれ・受け入れられやすくなることを切に願います。たとえ『ひぐらし』が元祖ではないとしても、それだけの影響力があると思いますから。


「『ひぐらしのなく頃に 皆殺し編』プレイ終了」「好き好き大好きっ」さん)

 一方、こちらの感想には、失礼ながら疑問符を。

>彼女には、愛があり、陵辱もあるけど――悲しみがない。これでは哭けない。真の悪役にこそ、悲しみを用意しなければならないのになあ。

 個人的に、彼女は「黒幕」としての描かれ方も秀逸だったと思います。祭具殿で見せた「にぱ───ヽ(>▽<)ノ────!!」やサトコゥー射殺直前の「クイズ」など、子供じみた無邪気さと表裏一体のサイコキラーっぷりには空恐ろしさと悪の魅力を感じました。そして「真の悪役に悲しみは必要不可欠だろうか?」と、自分は首を傾げてしまうんです。

 今回示された情報だけでも「動機」らしきものは大雑把に推測可能。もしも彼女が祖父の遺言に踊らされ、村人とは別の意味で「オヤシロ様の狂信者」になってしまったのだとすれば、それは滑稽であり哀しくもあると言えます。(なお、この要素は前述のサイコキラー的魅力とも矛盾するものではないと思います)
 しかし、『ひぐらし解』の作品内パターンに沿って考えれば「相手の行動原理や思考パターンの理解」が「敵対理由の消滅」に直結しやすいのも事実。「悪役が背負う悲しみ」は行動原理に対する理解と感情移入を促し、対決を盛り上げますが、暴力的解決を封じられた(※)『皆殺し編』以降においては和解の糸口に他なりません。仮に「悲しみ」を背負っていたにせよ、彼女を今回は純粋悪的に描きつつ「動機」についてもほのめかして見せたのは、程よいバランスだったと思います。

(※アクションシーンを入れづらいのはエンターティメントとして見れば大きな制約で、個人的には「祭囃し編」に対する不安要素だったりします。「リアリティに欠ける」と不評だった部活メンバーvs山狗戦も、あるいは苦肉の策?)

 また「皆殺し編」で梨花や圭一たちがルールX・Zを完膚なきまでに解消してみせたにも関わらず惨劇は続いてしまう以上、最後に立ちはだかるルールYの象徴は(たとえ表面的であるにせよ)このうえなく読者の反感をかきたてる「純粋悪・絶対悪」として描かれる必要があったのではないか?と。これは人物設定というよりも、シリーズ構成および”引き”の問題ですが。
 描写のチープさやYU-SHOW氏ご自身の「悪役」観および印象は否定しませんが、現時点で彼女が「純粋悪」的に描かれていることは明確な欠点とは言えないのではないでしょうか。

(※追記でフォローされていました。)





 硬い話が続いたので、息抜きにミニゲームとネタ画像へのリンクをどうぞ。

「ひぐらしがる頃に」(DDR風リズムアクション)
「股から出る一億の命」(梨花STG。「なけ!ひぐらし!」さん)
「ひぐらしがエキサイティングになく頃に」「こうどん」さん

(06/01/17)

 リンク更新。メールで教えて下さったGGGさん、ありがとうございます〜♪
 ちなみに、リンク先には「現在も活発に更新中のサイト」だけでなく、「ひぐらし関連の更新は停止/終了しているものの、現存しているコンテンツが恐ろしく魅力的なサイト」も。一見ひぐらしサイトっぽくない所(「贋作工房」さん、「大きな手のひら」さん等)には掘り出し物が眠ってますので、ぜひ訪問してみて下さいな。





 ミス板の『ひぐらし』スレを覗いてみたら、ちょっと気になるレスがあったので引用してみます。

442 :名無しのオプ:2006/01/02(月) 00:43:39 ID:MkCiXxAA
まああれだ。
罪滅ぼし直前に竜騎士が言ってた、
罪滅ぼしで推理出来る解答を
皆殺しでそれ以外の推理できない解答を出す
ってのは
そのまんまの意味だったって事だ。

竜騎士的には、推理モノとしては皆殺し冒頭の3つのルールの辺りを挙げる事で
正解って事なんだろう。
残りはあくまでエンターテイメント用の謎と。
実際、何度も言われる鬼隠しでの正解率1%ってのも、
鬼隠し発表後に来た100通の推理で
一通だけ、圭一の疑心暗鬼を当ててたってだけの話だし。


 「正解率1%の内訳」(→)については最近あちこちで紹介されてるので割愛。
 個人的に興味を引かれたのは「罪滅しで推理出来る解答を、皆殺しでそれ以外の推理できない解答を出す」という部分(※只今出典捜索中→同人系情報専門の雑誌『エルフィックス』に掲載?)。
 この発言から判断すると……作者は「ルールX/Y/Zは罪滅し編の時点で読者が理解して当然」と認識していたものの実際には理解されず、「皆殺し編」冒頭の解説という駄目押しによってようやく意図が伝わった、ということになるのでしょうか。また「推理できない解答」というのは、裏を返せば「推理する必要のない項目」だった? この辺りに議論の食い違いを読み解く鍵が隠されているように思えます。


 ……で、まったく唐突に話題は変わりますが。
 ちょっと前からミステリ界で取り沙汰されている「『容疑者Xの献身』は本格ミステリか?」論争、『ひぐらし』を巡る状況に重なる部分があって興味深いです。


>波紋の中心にいるのは本格ミステリ作家である二階堂黎人氏。「二階堂黎人の黒犬黒猫館」恒星日誌における記述が事の発端だ。
>二階堂氏の主張を要約するとこうなる。「『容疑者Xの献身』は本格ミステリとしての条件を満たしておらず、これを本格ミステリの収穫のように評すのは間違いである」
>つまり、広義のミステリを対象とした『このミス』1位は納得できても『本格ミステリ・ベスト』で1位になるのはおかしい。『容疑者Xの献身』に票を投じた作家・批評家・書評家の本格観はどうなっているのか? ということである。
>二階堂氏が『容疑者Xの献身』を本格ミステリではないと判断する理由については恒星日誌の2005.11.28、2005.12.02、2005.12.05記述分を参照のこと。


 以下、元記事だけでなくリンク先の恒星日誌まで読んでもらったことを前提にして話を進めます。

 この論争における二階堂黎人氏の主張は、「本格ミステリ」の定義(※読者に対する判断材料の提示方法を基準にした、本格=《推理型の小説》と非・本格=《捜査型の小説》の明確な区分)(および、読者の行動としての「推理」「想像」の区別)、そして「非・本格である《捜査型の小説》も広義のミステリであり、本格でないからといって作品の質が貶められるわけではない」という二点です。
 やや我田引水気味になりますが、『ひぐらし』に適用するなら……

「『ひぐらし』は従来的なミステリ要素において《捜査型の小説》である傾向が強く、本格ミステリとは呼べない。従って、本格ミステリ的な見地から”アンフェア”を非難しても的外れである」
「プレイヤーの多くは、”想像”すべき部分を”推理”しようと躍起になっていた」

 ……ということになります。
 その上で再確認すると……出題編発表当時から宣伝やサイト運営で《推理型の小説》要素を前面に押し出したためにプレイヤーから「本格ミステリ」だと誤解されてしまった点、また作者自身が《推理型の小説》要素として真に意図していた「ルールX/Y/Z」の判断材料にも若干の瑕があった点は、非難されても止むを得ないと思います。
 ただ、「皆殺し編」が出て作者の意図も明らかになった現在もなお「本格ミステリ」に拘って批判するのは、まるで見当違い。このレベルでの議論はいいかげん終わりにしてほしいなあ……というのが正直な心境です。ここで「ミステリ定義」の話をするのも、たぶん今回が最後。
(『容疑者X』論争で二階堂黎人氏があれだけ判りやすい主張をしているにも関わらず、周囲から誤読・誤解されまくっている辺りにも、一種通じるものがありますね……と嘆息。)

 蛇足になりますが……恒星日誌2005.12.06の末尾、奇しくも『ひぐらし』が連想されて面白いですね。

(06/01/18)

 本スレから拾ってきた羽入様の壁紙(1024*768)を一時保管しておきます。無断転載御免。

(06/01/19)

 気がつけばWikiに魅音空気嫁伝説が追加されていた件について。

(06/01/20)

 adeliaepeng a siestaさんがTRPGシステム「サタスペREmix+」による「ひぐらしのなく頃に」リプレイ本の通販を開始されたとのこと。(ネタ元:天日録さん)
 冬コミには結局行けなかったので、通販で入手できるのは嬉しい限り。早速申し込みます〜。
 竜宮レナ役は、あの田中天氏。いい意味で惨劇の予感♪(どんな惨劇だ?

(06/01/21)   ページ最上部へリンク

 本スレから拾ってきた出題編発表初期のシナリオセレクト画面を一時保管しました。またしても無断転載御免。
 「推理」を前面に押し出した現行バージョンと比べれば、当初は「ギャルゲーに見せかけて実は……」的な方向で売り出していたことが一目瞭然ですね。「ジャンルの混入・豹変によるサプライズ」は、最初から織り込み済みだったと解釈できるかも(※”推理ゲーム”の精度とは、また別の話ですが)。





 同じく本スレから、「ひぐらし」が暗示する作中のキーワードについて。

>784 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/21(土) 13:10:45 ID:3AzBY7B+
>既出かもしれんが、プレイ以前にヒントは隠されていたんだな。
ヒグラシ(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
>6月下旬からの事件、ケケケという笑い声、寄生虫、蛆虫、にーにーまでキーワードが存在する。

>788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/21(土) 13:34:40 ID:5dcMxQ2Q
>>>784
レナの「かなかな」

 知らなかった……。orz
 もちろん論理的な推理の材料にはなりえないけど、物語的には能弁な伏線だったんですね。

(06/01/25)  ※リンク更新しました

 最近ちょっと個人的に議論厨モードが続いてたので、クールダウンの意味も含めてネタレス紹介を〜。
(ネタ元:「ひぐらしの音楽について語ろうぜ」スレ

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/24(火) 02:16:56 ID:jjhHauMX
誰かYOUの歌詞を教えてください


155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/24(火) 02:50:26 ID:HJO6IxNS
くー くけけー
くー くけけー
くー くけけー くーけーけー


こんな感じ


156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/24(火) 03:51:08 ID:y/HJ1Ul9
>>155
間違ってるけど合ってるwwww


157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/24(火) 08:17:18 ID:RqLm8A8m
>>155
素で噴いたww


158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/24(火) 11:55:35 ID:jjhHauMX
テルミートゥルー


159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/01/24(火) 12:37:31 ID:SGosDjD8
あなたは今どこで何をしていますか?この空の続く場所にいますか?


 ダメだ、「You」を聴くたびに笑いが止まらない……。作曲者のdaiさん、ゴメンなさい。

(06/01/28)   ページ最上部へリンク

 うーん。反論するたびに感情的になりすぎて言うことが破綻ぎみなので、しばらく頭を冷やすことにします。
 ……と言いつつ、その前に言い訳を少々。


 自分的には、批判も分析も「対象作品を理解し楽しむうえで役立つかどうか?」が重要だという考え方。
 また、売り文句と作品の実態がズレていたことには問題があるけれど、食い違いがあればあったなりに実情を見直して再評価するという視点も必要ではないか?と。


 「うさ道」さんの所で書いたコメントの真意が誤解されているようですが(自分のコメントを引用して下さった「認知科学徒GPY」さんも)……自分が一番言いたいのは「推理不能性の証明」ではありません。プレイヤーの側にも「(本格ミステリ的)推理」の定義を厳密には考えず、「予測・考察」レベルで考えていた人が多かった。だから「推理」定義のズレについて作者だけを責めるのは虫が良すぎるのではないか?という点です。
 『ひぐらし』出題編に対して論理的に「推理」を行うならば、個々の謎を局所的に考察するだけでは意味がなく、少なくとも「すべての事件を包括的に説明できる仮説」程度は必要。
 また「数万人で考えれば”誰もが納得できる推理を誰かが提示しえた”はず」というのも、単なる確率論ではありません。様々なプレイヤーの意見がネットでつながっているからこそ「他人の意見を取捨選択し、繋ぎ合わせる」可能性が飛躍的に高まっていた状況を指したつもりです。
 なのに、「事件の全体像を論理的に説明しうる仮説」は少なく、まして仮説を一意に絞るような検証もできなかった。結果的に真相を言い当てていた意見が「確証無し」「トンデモ」として却下されたのも、その一例です。出題編を読む限りでは、「まだ見落としている手掛かりがある」よりも「判断材料自体が圧倒的に少ない」と判断するのが自然でしょう。
 「推理が成り立たない」という共通認識が生まれなかったのは、「推理」の定義を厳密には考えず、「予測・考察」レベルで考えていたプレイヤーが多かったから。「本格推理なら出題編で全ての判断材料が出尽くしたと考えるのは当然だから」という意見も、別の意味で思考放棄じゃないでしょうか。「悪魔の証明」云々以前に、全体像がまともに推理できていない時点で充分おかしいと考えるべきだったんです。(これは実際にプレイすれば感覚的にでも把握できると思います。しかし現実には、プレイヤーの多くは考えの届かない領域を「作者の真相提示に対する期待」として棚上げしたわけです。他人事じゃないですけど。)

 ここで最も重要なのは、それでもプレイヤーの多くは「予測・考察(広義の推理)」を楽しみ、「自分が想像もできないような素晴らしい真相」を待ち望んでいたということ。そういうスタンスならば実質的には「作者(竜騎士07氏)の言う”推理”」と(検証可能かどうかという意味において)大差ないし、むしろ部分的正解を喜んでも良かったんじゃないかと思います。
 「目明し編」が概ね好評だったというのも皮肉なもの。出題編において魅音と詩音の入れ替わりトリックを場面ごとに特定し、事件の全貌を検証するには、判断材料がまるで足りません(仮説に基づいて説明することは可能でしたが)。なのに不評が少なかったのは、単に「超常現象抜きで説明がつき、物語的にも完成度が比較的高かった」からにすぎません。「罪滅し編」以降で一気に噴出した不評は、どちらかといえば各種のトンデモ設定と物語自体の粗に対して向けられたものです。(実際、批判派も「出題編で判断材料が揃ってさえいれば、超常現象や国家権力が真相に絡んでいてもOKだったのか?」という点で意見は分かれます
 要するに、本来なら「読者」の視点から批評されるべき問題点の多くが「騙されたプレイヤー」という被害者意識に混同され、すり替わっていることを、自分は問題視しているというわけです。
 「本格推理ゲーム」の定義と『ひぐらし』の”アンフェアさ”に関する分析は、たしかに正鵠を射ています。だからこそ逆に、それがプレイヤー側の免罪符に利用されている側面もあるのではないでしょうか? もちろん「利用されるから分析やめて」などとは言いませんが。


 結局は平行線になりそうなので、自分も「批判を止めろ」と言うつもりはありません。ただ、批判側は「未完の作品に対する過剰な期待」や「ファン意識の影に隠れた自己愛」を自覚したほうがいいということは、きっちり主張しておきます。
(まぁ、ぶっちゃけ「未練がましく叩きつづけるくらいなら、さっさと見限って自分好みの違う作品を見つけた方がいいんじゃないの?」とは思いますが。)


 「Marginal」さんの提唱した「答えつき設定考察もの」や、「ストーリー構成や語り方としてのミステリ的技法」にまで定義範囲を緩めるなら、『ひぐらし』は「広義の(「本格」がつかない)ミステリ」として充分楽しめる作品だと言えるんですが……これは突き詰めれば「物語として楽しめればいいじゃん説」になりますね。「別解」や二次創作の可能性も含めて。
 また、「推理」という言葉の定義を「厳密な検証を求めない予想・推論」という曖昧なレベルまで拡張すれば、『ひぐらし』も”推理ゲーム”として充分成立していたと自分は思います。


 最後になりますが、「売り文句と実情が食い違ってしまったモノとの付き合い方」について、ちょっとした実例を。
 むろん、「作り手が事前に作品のコンセプトを正しく認識し、受け手に伝える」ための努力は必要です。が、実際には作り手自身も明瞭に自覚しないまま、「既存のパターンから外れた何か」を生み出してしまうことはままあります。
 『センチメンタルグラフティ』というゲームも、その一つでした。発売前にグッズや声優イベントで人気を煽り、発売後には大多数のファンから失望を受けてク〇ゲーの代名詞と化した作品です。
 ところが実際には、『センチ』にはゲーム自体のファン層も確実に存在していました。「絵描きが違う」ことやシステム面の矛盾・欠陥など批判されるべき部分も多々あったものの、会話シーンにおけるヒロインの存在感やシナリオは秀逸で、「マップ移動型恋愛SLG」というよりはノベルゲーム的な良作だったんです。
 「前評判や過剰な期待が失望につながり、作品自体の評価に影響した」ことや「悪評が独り歩きし、未プレイの人にも伝播した」ことなど、微妙に『ひぐらし』と重なる部分もあるように思われます。

 サッカーの喩えを拝借するなら、今回の『ひぐらし』は作者が偶々ボールを手に持って走ってしまったようなもの。そこから試行錯誤してラグビーという新スポーツを生み出すか、それとも「サッカーのルール違反だ」と責めたてて終わりにしてしまうかは、周囲の人間の受け取り方にも大きく左右されるんじゃないでしょうか?
 ……たとえ、その新しい要素が「本格推理のルール」から外れるものであったとしても。

(06/01/29)   ページ最上部へリンク更新しました

 「モノロク」さんオヤシロシステム -教えて☆羽入先生-がイイ感じなのです。あぅあぅww
 「時報」の意味が一巡して元に戻ってますね(笑)。「みおんw」でも反応したり、「あぅあぅ」で例の歌を歌ったり、何気にディープです♪
 あと密かに日直欄ヒドスwww





 前回の雑記を書いた後で、ようやく把握できました。自分が『ひぐらし解』に対して感じていた魅力の多くは、「本格推理ゲームの論理」と相反するものだったのか……と。
 「解答編でも謎が増え、物語世界が外側に(村の外、およびメタフィクション的に)拡張されていく」「ジャンルが遷移する(出題編の時点からネタは仕込まれてましたが)」といった要素は、結果的に見れば「推理」不能でした。……が、自分的にはこういった展開にスケールの広がりを感じて楽しめたわけで。
 よく「罪滅し編以降に入ったプレイヤーと目明し編以前からのプレイヤーでは評価軸が大きく異なる」と言われますが、結局それは「推理」と「物語」のどちらにウェイトを置いて楽しむかの違いなんでしょうね。(自分も「予想・考察」の範囲では考えるのを止めたわけじゃないですけど。「(本格ミステリ的)推理」への拘りには興味が薄れただけです)


「・では、ゲームとしての『ひぐらし』が終わるのはいつか。」「AB2」さん
 こういう解釈も面白いなあ。

(06/01/30)   ページ最上部へリンク更新しました

『ひぐらしのなく頃に』コミック版「鬼隠し編」表紙画像 『ひぐらしのなく頃に』コミック版「綿流し編」表紙画像 遅蒔きながら、コミック版「鬼隠し編」&「綿流し編」第1巻読了〜。

 ひとまず「鬼隠し編」の感想を。

・何気にループ関連の伏線が増えてるような。祭りの夜の梨花の台詞とか。
・原作にもあった圭一の「バラバラ死体でも捨ててるんじゃないですか?」も、解釈次第ではループ記憶の断片だったり?
・あっ、ホントだ。富竹さんのTシャツに落書きしたマジックって白なのか。注射器と見間違えても仕方ない?
・巻中カラーの使い方に感心。
・富田くんのエンジェルモート制服姿は反則だと思いました。特に頭のリボン。
・OMAKE3の前原藍子さん(エンジェルモート制服)に全面降伏。前原パパを神と崇めます。





 「たまごやき」さんで始まった投票式漫画 ひぐらしのなく頃に「芸無し編」に興味津々です。

(06/02/02)   ページ最上部へリンク

「竜と長く戦いすぎた者は、自らも竜になってしまう」みたいな格言があったっけ。猛省してます。
 自分的にはアンチと野次馬だけ批判してるつもりだったんだけど、真面目に考察してる人達まで一緒くたに敵視するような論調になったらダメですね。。。
 以下、面白くもない自分語りモードに入ります。その手の話が嫌いな方はスルーして下さい。

 アクセス解析の検索語句に自分のHN「Karma」が20数件ヒットしていたので何事かと思ったら、某「悪かった点」スレの第8話で晒されてました。
 個人的に意外だったのは、自分が『ひぐらし』全肯定の狂信者タイプとして見られていたらしいこと(ex:>>654氏のレス)。欠点自体は認めてると何度も繰り返したはずだし、むしろ擁護派からも敵視されるくらい無差別に斬りかかってるようなイメージじゃないかと思っていたので。一応繰り返しておくと、自分は「欠点は欠点として認めるけど、そのうえで良い所を評価して楽しもう」「本格推理ゲームとしての完璧さを求めるなら、プレイヤー側にも相応の覚悟と責任が求められるんじゃないの?」というスタンスですから。(強弁しても反感を買うだけなのは痛感したんで、この主張は今後あまり繰り返さないだろうと思います)
 特に書く必要がないから黙ってたけど、自分だって例えば「皆殺し編中盤で”団結”した老人たちは、”長いものに巻かれた”という点で実質的に何も変わってないんじゃないの?」みたいな疑問は持ってるし。
 それから、自称「昔の知り合い」こと>>658氏へ私信。誰のことか分からないので、ここを見てたら連絡下さいな。自分は『ひぐらし』でもTRPGでも態度を明確にするために敢えて極論気味の論旨を展開することが多く、むしろ素の状態では人の意見に流されやすい方なので(笑)。とりあえず、レッテル貼りが周りから鵜呑みにされるのは勘弁じゃよー。


 ……で。某「悪かった点」スレに対しては、作者への蔑称・人格批判が飛び交ってる点や上の保護色部分に書いたような事情もあって悪印象を持ってたんですが、昨日あたりの流れを読んで思い直しました。
 個人的に、(『ひぐらし』に限らず)2chやネット上の作品分析に対しては「作品改善のうえで実効性を持つのか?」「批判の中には作者の意図や事情・構成を考慮せず、”こうした方が面白い”という嗜好や主観・願望と混同されているものも少なくない」「減点法的に”欠点”を埋めても、元の作品より面白くなるとは限らない(盛り上がりや勢いを奪い、欠点もないが人を惹きつける魅力もない凡作に堕してしまうリスクがある)」といった点において懐疑的でした。(第三者が他山の石として参考にするなら、それなりに有益かもしれません)
 が、ID:MzAQmxwL氏の意見は「オルタナティヴ」だと断ったうえで、原作者の意図を推し量りつつ「熱量」や「代替になるドラマの軸」といった要点を押さえて『ひぐらし』を再構成しようという興味深いもので、こういう議論なら有意義だなあと感じました。その少し前に出ていた「TIPSの使い方を惜しむ話」や、出題編における「子供と大人の温度差」論なんかも良いですね。
 批判派も擁護派も、極端なのが混ざってるせいで敵視されるんだなあ……と(他人事じゃないですが(笑))。アンチと張り合って信者モードを強調するのは逆効果ということですね。。。


 そのうえで、益体もない戯言として「フェアな推理ゲームに作り変える場合」の私見を。

 仮に「東京」みたいな外部の黒幕を排除して村の中だけで事件を完結させようとするなら、雛見沢大災害自体を無かったことにするのが一番手っ取り早いような。あれを個人レベルで引き起こすよりは、まだ国家権力を関与させたほうが現実離れ度は低いと思います。(「大災害スイッチ」のような装置を仮定したとしても、謎として隠蔽するなら政府規模の介入は避けられないだろうし。)

 超常現象のうち、梨花ループは「同じ舞台で同じ登場人物が複数の惨劇を体験する」という『ひぐらし』の独自性を根幹から支えているいるので外せないと考えます。こればっかりは、出題編後半のキリのいいところで梨花本人に告白させるなり「予言」を実証させるなりして、プレイヤーに丸飲みしてもらうしかないでしょうね。そのうえで「未来を知っているはずの梨花が、なぜ自分の死を回避できないのか?」という謎を明示し、更に「リプレイヤーである梨花自身にとっての盲点」(原作で言うなら、死んだはずの鷹野や味方であるはずの山狗など)に注目させたり、「”時報”である富竹をマークした場合に起こる異変」などでヒントを与えるようにすれば良いかと。つまり「皆殺し編」の内容を前倒しで公開し、ループを推理の前提に組み込んじゃうわけですね。
 はにゅーの扱いは難しいので棚上げ(笑)。ストーリー構成上では不可欠と思われる一方、KOOL化した3人のストーキングや祭具殿の足音などで「謎」の形成に関わっちゃってるのが厳しいですね。羽入の存在自体を無かったことにして「足音」を一切カットすればホラーとしての面白さが削れるし、出題編のうちに存在を明かしても反発するプレイヤーは出そうだし……。いっそ今のまま、「実は皆殺し編までが出題編だったのです。ここから改めて、惨劇を回避してハッピーエンドに辿り着く方法を”推理(予想)”して下さい」と居直っちゃった方がいいのかなあ?

 思いっきり順番が逆になっちゃいましたが、自分が思いつくアウトラインは「大石(現場監督殺害への復讐、園崎憎し)と鷹野(祟りを再現したい劇場犯。あるいは祖父から受け継いだ御三家・雛見沢に対する怨恨など)がルールZの影に隠れて別々の思惑で動き、彼らやルールXに惑わされた圭一たちが惨劇に巻き込まれる」みたいな感じで、大災害抜きで。うーんイマイチ?

 「推理ゲーム」に限定して、オリジナル要素の追加を極力排しても、こんな風に各自の好みで取捨選択が分かれるわけですね。
 また、前にも書きましたが……「連作形式でストーリーが膨らんでいく”解答編”」という『ひぐらし解』のシリーズ構成は、実際のところ本格ミステリと非常に相性が悪いです。ただし、物語としては「段階的に世界の謎を明かしていく」という効果を持ち、プレイヤーの興味を引っ張りつづけてきた魅力的な要素でもあるわけで。「出題編の時点で完全推理可能」という形式にするなら、謎解きと無関係なラインでドラマの流れを作って興味を維持するか、あるいは連作形式自体を却下して一編で全ての謎を明かしてしまうか。いずれにせよ、現状とは大きく様変わりしてしまうのではないかと思います。

(06/02/06)   ページ最上部へリンク

 羽入スレの すごい オリスク (※18禁注意、リンク切れの際は御容赦を。)

(06/02/09)   ページ最上部へリンク

「ひぐらし一の策士・鷹野三四が! 楽してズルして滅菌開始なのかしらー!」(挨拶

 2ch@news4vip板ローゼンスレッドまとめ内、「雛苺だけで会話するスレなのー」に雛見沢住人が紛れ込んでる件について。
(上記タイトルの2ページ目、>>456付近。スレ内18禁につき注意)

(06/02/20)   ページ最上部へリンク

 ネタ切れで更新サボってましたー。(笑)
 備忘録:22日はにーにーの日! あーんど、コミック版3冊購入特典の外伝申し込み締切日ですネ。(→申し込み、無事終了。)

(06/02/26)   ページ最上部へリンク更新しました

L5発症した諸葛亮

 →「ひぐらしのなかせ方 4」 Web先行版

(06/03/21)   ページ最上部へリンク

 贋作工房さんのひぐらし漫画更新。梨花ちゃまテラクロスwww

 アニメ版は観れないのでDVD待ち。しばらく開店休業しますー。

(06/03/29)   ページ最上部へリンク

 うわ。公式の『ひぐらし』人気投票って、1日につき1票なら期間中は再投票OKなのか! 初日は沙都子に入れたけど、羽入も支援したくなってきました……。www

(06/03/31)   ページ最上部へリンク

 再び公式の『ひぐらし』人気投票ネタ。
 沙都子は3位安定っぽいので、はにゅー支援に回ってみますwww

(06/06/23) 激久々に更新。  ページ最上部へリンク

『ひぐらしのなく頃に』コミック版「祟り殺し編」2巻表紙画像 コミック版「祟殺し編」第2巻購入、読了〜。

 ……改めて合掌。絵で強調されてるせいか、「解」に向けてのヒントとしては原作以上に分かりやすい部分も多いですね。
 私用でバタバタしているので、ようやく届いた『猫殺し編』(1巻3冊全種購入特典の応募者全員サービス)については後ほど。


(06/08/14) 激久々に更新。  ページ最上部へリンク

 祭囃し編、無事確保。今日からプレイ開始です。
 とりあえず……タイトル表示直前の”宣戦布告”までに3回泣きました。

 今回は「カケラ紡ぎ」で普通のゲームっぽくなっている感じ?
 以下、自分が読み終わった「カケラ」を閲覧順に。

「ダム計画撤回作戦」「地元説明会」「北条悟史」「入江京介」「富竹ジロウ」
「北条沙都子」「入江の生い立ち」「バラバラ殺人事件」「おやっさん」「古手梨花」
「園崎魅音」「北条兄妹」「生贄第一号」「生贄第二号」「兄の苦悩」
「女王への協力依頼」「研究快調」「C103投与実験」「H170」「谷河内の採石場」
「定期監査」「神主の憂鬱」「白川公園転落事故」「女王の母の不信」「生贄第三号」
「古手夫妻怪死事件」「赤いカプセル薬」「一二三四」「サイコロの1」「四年目の足音」
「失意」「竜宮レナ」「新しい風」「部活結成」「休部届け」
「北条叔母撲殺事件」「分譲地下見」「前原圭一」「生贄第四号」「デジャヴ」
「終末への誘い」「昭和58年6月」「暇潰し編のカケラ」「鬼隠し編のカケラ」「罪滅し編のカケラ」
「綿流し編のカケラ」「目明し編のカケラ」「祟殺し編のカケラ」「皆殺し編のカケラ」「祭囃し編のカケラ」
「カケラ屑」

 必ずしもこの順番通りに読まなければ進まないというわけでもないです。
 ザッピング形式で、ある程度は自由に「プレイヤーが興味を持った部分から読み進められる」ようになっているのが興味深いですね。
 なおかつ、肝心な部分は時系列や物語の進行順にロックされてるので、レナや圭一が登場する頃には「いよいよか」と気分も盛り上がってきます。この構成、上手いなあ。

(06/08/15)   ページ最上部へリンク

 祭囃し編、徹夜で一気に終了!

 ……うん。プレイヤー的にも読者的にも、自分が望み得る最善の結末だったと思います。
 具体的には、本編を綺麗に解決しつつ、メインキャラの恋愛模様や悟史復活はあえて最後まで描写しなかったおかげで、二次創作人気も再燃しそうな予感? あるいは、分岐有りのエピローグを収めたファンディスクも期待できそうです。

 語りたいことは山ほどあるけれど、宿題も溜まりまくってるので後程詳しく。
 ……あ、忘れないうちに、これだけは真っ先に。

 今回は大人の男性陣が大活躍してくれたことに満足です。
 これも具体的には、竜騎士07さんの筆が乗りすぎて?超人化著しい”温泉””徹甲弾”こと赤坂の獅子奮迅な大活躍とか、ほぼ前編にわたって主役級の扱いを受けるイリーとか、汚名返上と見せかけて途中やっぱり「と・み・た・け」な駄目っぷりを晒すと見せかけて最後の最後に美味しいところを持っていく富竹とか、そしてそして今回の陰なる功労者・小此木とか。大石と葛西も要所を締めてましたね。
 特に小此木は素晴らしい伏兵でした。「カケラ紡ぎ」の過程で牙を抜かれてしまった鷹野に代わり、敵役としての存在感とバトルシーンの緊張感を演出する役を引き受けてくれて。(あと、「暇潰し編」や「皆殺し編」で山狗が素人相手に苦戦した理由も、さりげなくフォローされてましたね)


 あえて難癖つけるとしたら、「皆殺し編以前であれだけ孤独に苛まれていた羽入が、祭囃し本編開幕早々いきなりアッサリと実体化して転入してくるのはどうなのよ?」という点なんですが……ここを突いても不毛なだけなんで、「最期の土壇場で彼女の決意が引き起こした奇蹟の一つ」なんだと理解&納得。

(06/08/15)その2・カケラ紡ぎがもたらしたもの   ページ最上部へリンク

 kagamiさんの「祭囃し編」感想(ネタ元:魔王14歳さんのブックマーク)が少々気になったので、言及してみます。

 実は……自分が読み進めていた最中の鷹野に対する個人的印象は、kagamiさんとまるっきり逆でした。「皆殺し編」であれほど神秘性を持ったカリスマ的悪役の座に君臨していた彼女が、なんでこんなに”わかりやすい悲劇のヒロイン”になってしまったのか?と。正直、ちょっとだけ失望もしました。
 ただ、これは『ひぐらし』全体の構造に目を向ければ納得のいく変わり身でした。今回の鷹野は背景設定や内面が暴かれて「より上位の黒幕に踊らされる道化」「感情移入の対象」になった時点で、「話せば分かる」という『ひぐらし』の世界法則に取り込まれたわけです。
 つまり、主人公側の特殊能力を云々する以前に、カケラ紡ぎで素性が暴かれ「相互理解によるハッピーエンドを至上目的としたゲーム盤」の上に乗せられてしまった時点で、彼女の失敗は既に決定づけられていたのではないでしょうか?
 この部分、作者の竜騎士07さんはある意味ズルいです(笑)。「祭囃し編は”ハッピーエンド志向で物語を組み立てた一例”にすぎない。不満があるなら、もっと納得のいく物語を自分で組み立ててみてよ」と、なかば公言しているわけで。

(より精確に言うなら、「祭囃し編」で初めて明かされた入江の事情も非常に重要。この作品は、基本的に「内側が透けて見えた人間とは分かり合える」というスタンスで語られているため。もっとも、”神の視点”でしか知りえない情報をどうやって現実的解決に結びつけるか?という問題は残りますが……これも本編ではうまく解消されています。詳しくは後述)

 ……とか何とか偉そうなコト並べてしまいましたが、自分も過去の予想は盛大に外してます。(笑)
 「羽入の孤独を癒す」問題があっさり解決されてしまったのには目玉が飛び出たものの、「鷹野三四個人への理解と和解」を見落としてたのは我ながら愚かですね……。「ワケありで同情できる悪役」というのはメディアを問わずベタなパターンなので(自分もTRPGで多用するタイプだしw)、「皆殺し編」でのイメージに騙されてしまったようです。



 さて。ここからはリンク先への言及ではなく、「祭囃し編」への個人的感想として。

 漠然とプレイしていれば、「祭囃し編」の鷹野がそれ以前(特に「罪滅し編」「皆殺し編」)とはあからさまに違う立ち位置だということに戸惑うと思います。なにしろ、主人公側が特に干渉しなくても勝手に思い悩み、「ルールY(強固な意志による悪意)」を自壊させてしまっているわけですから。
 しかしこれは、「カケラ紡ぎ」がもたらした功績だと考えれば納得できます。「皆殺し編」まで来てようやく事件の全体構造が整理でき、ようやく「最も注意を向けるべき人物」を絞り込むことができた”観測者”(カケラ紡ぎの語り手。フレデリカ?)は、それまでブラックボックスだった鷹野の心にも話し合いの余地があることを見出す……というわけです。

 で。ここからが少し面白いところ。
 今回明かされた様々な新事実(過去の「祟り」の真相等)も含めて、”観測者”視点の情報は、そのままでは事件解決に全く役立ちません。
 それが如実に表れているのは、「梨花が皆殺し編の記憶を失っている」こと。本編開幕早々、羽入によっていきなり「犯人は鷹野」という解答が提示されるものの、梨花たちにとっては「鷹野の動機」がまったく分からないので、味方を作ろうとしても説得のしようがないんですね。
 そこで今回は、「解答」を糸口にして梨花が情報を集め、仲間と共に「動機」を推理する……という展開が。この部分を読んで、改めて「ひぐらしは広義のミステリとしても秀逸だなあ」と感心しました。今回のは「捜査型のホワイダニット」ですね。
 この推理の過程で、”観測者”やプレイヤーだけでなく、主人公たち自身も鷹野の人となりを知る必要が出てきます。ここで初めて、鷹野の経歴は作者の一人語りではなくなり、物語の中に意味を持った存在として溶け込んでいくわけです。

 ただ、少しだけ残念だったのは……鷹野の経歴が子供組にとっては「推理と対抗手段模索のために必要な情報」程度にとどまってしまい、真に彼女と向き合って話をしたのが大人の富竹や小此木・あと神モードの羽入くらいしかいなかったという点。入江もあと一歩か二歩くらい彼女の内面へ踏み込んでも良かったんじゃないかな?と思います。
 個人的に夢想した結末は……(以下保護色)

・「お子様ランチの旗」の伏線:裏エンディング(52個目のカケラ)で過去を改変するよりは、祭囃し本編後の彼女に入江か富竹が手渡してあげたほうが良かったんじゃないかな?と。そのうえで、彼女が「保護者の再来」を否定して、旗を受け取るのは辞退しつつ笑顔を見せる……といった締め方もアリ?
・小泉が贈ったワイン:これも美味しい伏線だと思ったんですけどねえ。実は奇しくも梨花御用達と同じ「ベルンカステル」で、子供組とも和解した鷹野が梨花と乾杯……という光景、ぜひ見たかったです。法律的にマズいなら(笑)、10数年後に成長した梨花と結婚して丸くなった富竹美代子さんの再会・乾杯とか。

(06/08/16)マイベスト・オブ・鷹野三四   ページ最上部へリンク

 音楽室をBGMに。タイトルで泣けるのは、そこまでの盛り上げ方に加えて「being」も効果絶大だなあ……と、しみじみ実感してます。



 さて昨日の続き。
 「祭囃し編」が『ひぐらし』全編の総括のみならず、「皆殺し編」を裏返した解答・解決編でもある(※言うまでもなく「罪滅し編」が「鬼隠し編」の、「目明し編」が「綿流し編」の、「皆殺し編」が「祟殺し編」のそれであるように)ことを考えれば、鷹野は「皆殺し編」でも陰で独り思い悩んだり、弱さを見せていたりしたことがあると推測できます。
 では何故ここまで極端にキャラ描写が違ってしまったかといえば、やはり(”観測者”を含む)主人公たちが彼女のことを深く知りえたか・知ろうとしたか?というのが大きな分岐点だったのでしょう。

 ちなみに前回、彼女のことを”わかりやすい悲劇のヒロイン”だの「より上位の黒幕に踊らされる道化」だのと散々こきおろしてしまいましたが、自分も「祭囃し編」の鷹野は好きです。ただ、自分にとっては「運に頼らず自らの望む未来を実現する」という強固な意志が魅力的だったので、後半なし崩しに”悲劇のヒロイン”モードが強調されたうえに「48時間作戦」発動後はヘタレっぱなしだったのが残念。
 薄幸被虐モードの鷹野も密かに好きなんですが(笑)、あからさまに人気出そうな辛い過去や富竹を探して乙女モードに入ってるシーンや「踏まないでぇ」はスルーして、と。

 個人的に鷹野の人間らしさ(≒身体性?)を最も強く感じたのは、カケラ「女王の母の不信」で彼女が珍しく感情的になって話をこじらせるシーンでした。
 理由は明示されてないけれど、おそらく……我が子を真剣に想う母親との対峙によって自分の不遇な過去を思い出し、梨花への嫉妬やら何やらでついつい口が過ぎてしまったんでしょうね。こういう「イヤな奴」的発言の奥に透けて見える内面描写、見事だったと思います。



 ……とか何とか言いつつ、ラストは今日の記事を台無しにするようなネタスレ紹介!(笑)

「ひぐらし 鷹野がトイレでされた折檻を考えるスレ」

 あからさまにエログロ系っぽいスレタイですが(実際そういうレスも多いので閲覧注意)、ガイドライン板系の改変レスが飛び交うネタスレとして盛り上がってます。興味がある人は是非どうぞ。
 個人的にヒットだったのはこのへん

 他に最近見てる『ひぐらし』系スレは、「■ひぐらし強さ議論スレ」「ひぐらしのなく頃に超人ロリコン警察官赤坂」くらい。本スレは追いかける時間も気力もないので、今のところパスしてます。


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