クラリーチェ・ディ・ナターレ      9世代マルカヴィアン(幼童)   イタリア人/女性/外見年齢12歳(実年齢30〜40歳?)    <筋力>: 1 腕力と筋力を指す。平均は2    <敏捷>: 3 機敏さ、器用さなどを指す。平均は2    <体力>: 2 頑丈さ、回復力などを指す。平均は2    <魅力>: 3 高いと、他者から信頼、同情、注目を得やすい。平均は2    <交渉>: 2 高いと、自己表現(言いくるめ、はったり、誘導など)が得意。平均は2    <容姿>: 4 容姿や外見の印象を指す。平均は2    <知覚>: 5 周囲の状況を把握する能力を指す。平均は2    <知性>: 2 事実を把握し、知識を理解する能力を指す。平均は2    <機知>: 3 判断の早さ、対応力、利口さを指す。平均は2    「才能」:<裏社会>      人間の裏社会に詳しい <運動>       運動能力が高い <回避>     3 打撃などをかわす <格闘>     3 素手の戦闘能力。おっと、血族なら爪や牙もあるかも。 <共感>     2 他人の感情を理解する。同情したり、同情のふりをしたり。 <脅迫>       相手を、ええと・・・説得する。 <虚言>     1 嘘つき。         <警戒>     3 周りで起こっていることに気づく。 <指揮>     1 他人が従いたくなるよう、自分を演出する。 <表現力>      主義主張を会話などに織り込んで伝える。(社会人なら大切さが分かるだろ?)    「技術」:<運転>       車やその他の乗り物を運転できる。  <演技>     1 歌や楽器、演技といった芸術分野の能力。  <隠密>     3 見つからないようにする。         <近接武器>     近接武器を扱う能力。         <銃器>     1 銃器を扱う能力。         <制作>       大工から車まで、何かを作ったり修理したりする。         <生存術>      野外で生きる能力。         <動物理解>   2 動物の行動が分かる。         <保安>     1 侵入や脱出のための技術。         <礼儀作法>   1 TPOをわきまえているか。(社交界からスラムまで)    「知識」:<医学>     1 医学知識。         <オカルト>   1 オカルト知識。         <科学>     1 自然科学の知識。         <教養>     1 一般教養。         <語学>       語学力。         <コンピュータ> 1 コンピュータの知識。         <財務>       会計知識から為替レートまで。         <政治>       人間の政治情勢の知識。         <調査>       積極的な注意、分析力。         <法律>       法知識。      ≪発狂≫:狂気の流れを集め、周囲の者に流し込む力。       1レベル<熱情>  :他者の感情を増幅または減退させる。対象の感情は選べない。       2レベル<妄想>  :五感(選んでよい)に怖ろしい妄想を与える。どんな妄想かは選べない。       3レベル<混沌の目>:物事や人物の真実を見抜く。(何時間も夢中になるかも知れない)         ●影響力: 1 父グールの会社は市屈指の企業。クラリーチェは政治向きに無頓着。      ●資産 : 5 月収$30,000に豪邸。      ●従僕 : 3 父・母・双子の兄「だった」3人のグールに囲まれて生活している。      ●世代 : 4 9世代の幼童。だが、導師の庇護は受けていない(気まぐれ?)。      ●自制 : 4 天真爛漫で邪気はない・・・邪気がなさすぎるのもヤバイが。      ●良心 : 2 感情は不安定。かなり衝動的。      ●勇気 : 4 幼さ&狂気ゆえの怖いもの知らず。     <人間性> 6     <意志力> 6      ○血   1 ごめんなさい。おなかが空いているの・・・!  外見は12歳の少女。  精神的には未成熟で不安定、12歳の少女として見ても、かなり幼い。  だが、この「少女の意識」そのものが、狂気の産物である。  意識の表層の裏側には、実年齢相応の分別が眠っており、時々「真の子供にはできない思考」を垣間見せることがある。  また、自身が吸血鬼であることも正確に理解しており、血族社会での儀礼などに対しては、極めて理性的な立ち振る舞いを見せる。  クラリーチェの意識の表層は常に「少女」であるが、水面下には大人に等しい時を生きた吸血鬼としての意識が眠っている。  とはいえ、独り立ちしてから20年前後の時しか過ごしておらず、ヴァンパイアとしては生まれたてに近い。  ヴァンパイア社会への関心も薄く、むしろ、自分の同族である血族を化け物と忌み嫌っている節もある。  性格的には、素直で天真爛漫。  そして、寂しがりやで、幼く傷つきやすい精神を持つ。  マルカヴィアンの例に漏れず、直感的な(理屈に合わない)言動が多く、勘が異常に鋭い。  不安定な精神、鋭い感受性を見込まれ、「あえて子供のうちに」吸血鬼化させられた。  子供のままで成長が止まった肉体は、齢を重ねていくばかりの精神とのギャップを有む。  その葛藤こそが、始祖マルカヴが求めた「幻視者の眼」の獲得には、好ましいのかもしれない。  郊外の豪邸に、グール化した家族と一緒に住んでいる。  父親は優秀な実業家で、その能力はグール化しても変わらず、都市でも屈指の会社を経営している。  当然ながら、経済的に裕福で、政治的な圧力も効く。  待遇的には、悠々自適の生活。  しかし、グールと一緒にいる生活に耐えられなくなり、人恋しさから人里に出たりもする。  クラリーチェは、同居している家族グールを、非常に嫌っている。  それは、魂が抜けてしまった「抜け殻」であると気付いてしまっているからだ。  ひとり立ちしたあとすぐ、クラリーチェは、最愛の家族と同じ時間を過ごそうと考え、グール化させてしまった。  しかし、それにより家族の感情は、「変わって」しまった。  家族が自分に寄せる愛情が、血の通った当たり前のものから、血の契約による盲目的なものに変わってしまったことに、感受性豊かなクラリーチェは、すぐに気が付いた。 「パパやママの声が聞こえないの・・・どうして・・・?」  家族の姿をしたグール達は、もう最愛の家族達ではないと気付かされ、クラリーチェの心は深く傷ついた。  それが自身が施したグール化の結果だとは考えず、純粋に「哀しいこと」と受け止めている。  しかしすぐに、双子の兄がかつての体(グール)の中にではなく、クラリーチェの体の中にいることに気が付いた(狂気:妄想症)。  兄の無事を確認したことで(いや、妄想の中にしかいないんだけど)、クラリーチェは、やっと落ち着くことができた。  ほどなくクラリーチェは、兄が体に戻れなくなり自分の中にいるように、父や母も他の誰かの体の中で戻れなくなっているのに違いないと考えるようになり、今も探している(他のPCやNPCの中に家族がいるとか考えだす可能性も・・・ひええ)。  グール達は、抜け殻とはいえ大事な家族の体であるし(魂が戻るときには必要になるわけだし)、魂が抜けてしまった今も昔と同じように自分の世話をしてくれるので、そのまま一緒に暮らしている。  だけど、表面だけやさしいのに、「中には誰もいない」家族と一緒に暮らすことは、クラリーチェの弱い精神をひどく傷つけている。  自分の中にいる兄といつも会話していても、また兄に、話もできなくなった父や母に、やさしく抱きしめてもらいたくなる。  それが叶わない望みであると自覚しそうになる度に、ひどい悲しみに囚われ、抑え難い破滅的な衝動に突き動かされる。  衝動が家族グールへと向かうことも多いが、そのときにグールが見せる愚鈍な反応(どんなことをしても主人であるクラリーチェに怒りを向けることはない)が、更にクラリーチェの心をかき乱してしまう。  ・・・それなのに、そういうときに限って、クラリーチェの「幻視者の眼」は冴え渡る。